海藻しおりWS
2022/03/28
昨年の夏、利尻島の赤ちゃんコンブを素材に、手作りの『昆布しおり』を作ってみたのですが、センスもクオリティーも最悪なものでした
ということで、再度チャレンジ!


体力維持のために通っている近所の海岸に、様々な海藻が打ち上がっているので、手ごろな海藻をこっそり失敬(厳密にいうと密漁になるのかもしれない)
前回の昆布しおり作りで気づいた反省点(できるだけ平らにし薄くする)を活かして…
1.できるだけ薄い個体を採取
2.根や葉の余分な部分を除去
3.海藻をサッと茹でる
4.スダレに並べ干す
ただでさえ薄っぺらの海藻、しかも一度茹でているので乾燥させると糸のように縮まった
5.糸状に乾燥した海藻に湿りを与える
6.ラップに包みアンジョウする
7.破らないように伸ばす
8.重石をしてアンジョウする
9.日入れ(軽く干す)する
10.アンジョウ(プレス機)する
11.ペッチャンコの海藻をラミネートする
12.好みの形にカットしたりリボンをつけたりする
十二手の行程を経て
一点ものの手作り海藻しおりが完成しました

茹でたのは正解だったかな!?
綺麗な緑色になりました
二年生の小さな葉体の先っちょに一年生のさらに小さな葉体が突き出した個体の海藻しおり
少々マニアックですが、コンブの一生を垣間見ることのできる貴重なしおりだと自画自賛しています
コンブ以外の褐藻や他の海藻(緑藻や紅藻)でも色々と試してみようと思う
これからの時代を担う子供達に少しでも海藻に興味を持っていただくため、そして海藻(昆布)を食べるという日本の食文化を衰退させないための活動の一つになればとの思いで…
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です
(2022年、相談料は無料期間中です)
連絡方法は次の何れかへお気軽に!
◆Gmail arachinpapa@gmail.com
◆FBメッセンジャー https://www.facebook.com/arachin.papa/
◆LINE https://line.me/ti/p/UvZ4Za5teM