絶滅危惧種と絶滅寸前
7月4日から本日までの3日間、稚内は北門神社例大祭でした。
昨日は祭典休暇をいただいて祭の雰囲気を満喫。
普段はシャッター街の商店街通りも祭りの期間は賑やかでした。
昨日は祭典休暇をいただいて祭の雰囲気を満喫。
普段はシャッター街の商店街通りも祭りの期間は賑やかでした。
稚内も多くの露店で賑わってましたよ。
とはいえ、あまり食べたいと思えるものもないので、基本的には雰囲気を味わうだけの露店となるのですが、何度見ても何度購入しても価値あるな〜と思う飴細工は別格です。
北海道のどこの祭(規模の大きな)でも飴細工といえば、このオッさんがいます。
現在、地球上で飴細工のオッさんはたったの3人、その内2人が後期高齢者。 絶滅寸前なんだそうです。
その点、あらパパさんのように、昆布の検査ができるオッさん達は世界中で23人、まだまだ余裕!? いやそんなことはない、すでに絶滅危惧種に指定されてもおかしくない状況だ!!
このオッさんが一番若手ということになるのですが、後期高齢者の師匠からは『この伝統を引き継ぐための伝承者を育てろ』と、いつも言われてるそうです。
どこの世界でもそれは大事なことですよね。
昆布の漁師だって、いつまでもおやじが棹にぎってちゃ~息子は育たない。
昆布の検査員だって、あれはダメこれはダメ、5年たたなきゃ検査はできないなんて言ってちゃ~、いつまでたっても若い者は育たない。
飴細工の仕事も、地味で儲からないから若い者が継いでくれないというのですが…。
飴細工の仕事も、地味で儲からないから若い者が継いでくれないというのですが…。
遅くとも後10年(昆布の検査員としての後継者が育ったら)…。
このオッさんが元気でいてくれたなら、あらパパさんが伝承者立候補として手を挙げるのも悪くない。そんな思いを伝えてみた。
オッさんは、『そんなに長くは持たない』と言ってましたが…。
ちょっとうれしそうな顔をしてたような気もしますが『後継者育成』って、どこの世界でも言えることかもしれませんが、いつまでも待っててくれるものではないですよね。
今回は、開運を願い金色っぽい龍を購入しました。
1500円でした。
※伝統ある飴細工のオッさんとは、稚内のような寒い土地でも、浅草のように暖かな土地でも、夜の涼しい時でも、昼間の灼熱時でも、素面のときでも二日酔いの時でも同じように飴を細工し作り上げることのできる技術を持った方のことです。
温度や湿度を管理されている室内で素晴らしい飴細工を作るパテシエとは全く違う技術が必要なんだそうですよ!!
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