平成28年度 日高昆布初出漁
今年の日高昆布、6月28日に浦河地区と白泉地区が初出漁を迎えました。
例年、その年の実入り状況をみて7月10から15日頃の解禁日が通例だったのですが、近年は実入りも大事ですが、素性の良い品質良好な日高昆布を出来るだけ採取できるよう、各地の解禁日も早めに設定されるようになってきました。
あらパパさん自身も、天候に左右される(天日乾燥主体)日高昆布の場合は特に早期の解禁日と出漁をお勧めしたいと思います。
やはり昆布は旬の時期までに8割は採取した方が漁業者にとっても消費者にとっても良いと思います。
旬の時期に8割は採取する!! どこの地域でもこれが基本ではないかと思うのですが…。
実入り重視の質量目当て。必然的に採取される昆布の品質は落ち、昆布の長さも短くなるし、採取期日が遅れることで生産数量も落ち込む原因になる。
逆に、実入りが若干薄くても、旬より若いものであれば品質も良いし、昆布の長さもあるし採取期日も必然的に長くなる。実質的には生産量は伸びると思う。
全体的な等級比率だって良くなるし、ばら集荷の入札価格だって、昆布は綺麗で質の良いものが好まれます。結果的に収入も多くなるんじゃないですかね^^
今のところ、繁茂が厚く薄くて長いと聞いてますが、棹が入ると日に日に昆布も良くなっていくことでしょう。期待してます。
それにしても何だ!!
浦河も白泉も6月中に採取できるなんて、あらパパさんが浦河に居た時はなかったような!?
なんだか意味もなくジェラシーを感じてしまいました。
今日の浦河は4:50~8:30の約3時間半操業。走りから頑張りましたね~、浜イッパイに干された昆布はいつみても圧巻ですね。
明日も天気がよさそうですね。
(6/29、4:40、浦河地区も本日出漁と連絡アリ)
きれいにスパッと干せ揚げた日高昆布の艶やかで香り豊かな状態!!思わず想像しちゃいました。
※写真提供は、浦河町長と浦河地区の生産者と居酒屋さかずきや、川潟商店三代目よりご提供。
スポンサーサイト