透析患者が気になるカリウムと塩分のお話し~自家製ダシ醤油
退院してから1週間ほど経ちました

外来透析も昨日で2回目
新たな生活環境と日々の食事に気を遣いながら、透析時間の変更、入室の分散、発熱、抗原検査など、コロナの院内感染の関係もあったので今週はとても慌ただしかったです
(あらパパさんは陰性でした)
さてさて、先日の記事『昆布を食べない昆布大使』でも紹介しましたが
昆布に含まれているカリウムが、今のあらパパさんの身体にとっては悪さをしてしまうということもあって、これまでの常人以上の食べ方は当然できなくなったどころか、普段から使う昆布も制限しなければならなくなったとお話ししました
しかしですよ
栄養指導されたときにいただいてきた資料をよーーく見てみると、食品の100mg中に含まれているカリウムが多いということなんだよね

要するにあらパパさんが言いたいことは
乾燥した昆布なんて1日で100gも食わんだろうということです
例えばバナナ
バナナの過食部分は1本で100gは無いくらいなんだけれど、バナナ100gでカリウムが360mgなわけよ
で、生野菜のキャベツなんかは100gでカリウムが200mg
そしてサツマイモが焼き芋にすると100gでカリウムが540mgだそうです
バナナもキャベツも焼きイモも一度に食べられる量なので、そのまま食べてしまうと合計で840mgも摂取してしまうことになる
ちなみに乾燥昆布は100gでカリウムが5300mgとずば抜けて多い食品です
でね、昆布は普段味噌汁に使う時、1000㏄の水に10g程度のダシを使ってます
味噌汁1杯100㏄だとすると1gの昆布を食べることになるわけ
ってことは、1gに含まれているカリウムは…53mg
少なっ!!
ちなみに塩分は乾燥昆布100gで6.9g含まれているそうです
ということは1gでは…0.069g
全く問題なし!!
あらパパさんが必要とする一日の食事制限は
昆布のうま味
透析患者の日々の食事を美味しくするためにも昆布のうま味は欠かせなさそうです
と言うことは塩分制限も、昆布のうま味を上手く使うことで控えられるかもしれませんね
醤油を昆布の濃厚ダシで薄めてみました
そしてダシガラは甘酢に漬けて…食物繊維摂取!
繊維のやわらかな特選羅臼昆布
または、2年以上熟成させたナガ昆布がお勧めです
昆布(海藻)は透析患者の救世主かもしれませんね!
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