養殖リシリコンブ ~礼文島~ 

多臓器不全(腎不全、心臓の造影剤検査結果異常なしとのこと)で検査7月の中旬から8月の中旬まで入院していたあらパパさん
各地から届くコンブ漁の賑わいと浜の活気に元気をいただいておりました

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時代なんですね

病院のベッドの上で寝込んでいても、スマホ一つあれば浜の活気を感じることができるのです

忙しいコンブ漁の最中、カメラを回し動画撮影しながらの作業
遅くまで仕事した後からの動画編集と公開
脱帽です




北海道の魚種の中でも時間と手間のかかるコンブは人気はありません
それに伴って後継者が育たない現実もあります

それでもその中には、ものすごく頑張られている若者達がいらっしゃいます

あらパパさんは北海道の各浜を30年間巡って、生産者一人ひとりの製品をじっくりと見極めてきました

生産効率や製品の見た目などの目利きは勿論、製造工程のこだわりや美味しさなどの目利きも行ってきました


一つの決められた規格の中で、統一された製品が出荷できるよう仕組みが整えられておりますが、実際は生産者個々の個性が製品には多分に出てきます

上限を設けていない規格なので当然と言えば当然でしょう


情報化社会が急激に進歩してきた現代では、消費する側の求めるとする品質は色々です

とは言え、その求めるものに対して流通できているかと言えば、今の仕組みでは全く出来ていない

・伸しが良く白粉が無く黒く傷も無く身厚で乾燥度の高いもの
・素干されアンジョウされ自然的なうま味と程よい乾燥に仕上がったもの

例に上げたこの二つの製品、パッと見は全く別物です

美味しさについても、雲泥の差があるかもしれません

販売方法や消費方法によってその求められる品質は様々
なので、本質的にはどちらが優れた製品なのかは見た目だけでは決められないのです

現在は何が何でも、決められた規格に則って選別し検査しなければ、正規流通できない(させない)現実が大いにありますが、忙しい最中でも動画配信する頑張り屋さんが生産者の中にいらっしゃるのであれば、生産される一部の製品だけでも、何かしら形を変えた製品化と流通を行える環境を整えることは時代に合っていることだと思います
そして、何か小さな動きがあってはじめて、そこに関わっている様々な方々の重い腰も上がるはずです

本当は、そこに関わっている方々が一斉にそういった環境作りを整えていかなければならないのですが、世代の違いや考え方や行動力に温度差がありすぎるので、やはり時代を動かすのは若者の力が一番かなと思う

消費者の求める品質の昆布製品を効率よく作ることができ、且つ流通を簡素化することができれば、消費者へは求めやすい価格で提供できますし、生産者の安定経営にも繋がるのです


何か出来ることを少しずつでも行動に移すことはとても大事です

色々なことを知ることも大事ですけれど、知ってもらうことも大事です

あらパパさんも、できることなら何でも協力します




利尻島と礼文島で生産される養殖リシリコンブの生産者の中で、三本の指に入るであろう、素晴らしく綺麗に仕上げる生産者が投稿しているユーチューブ動画です

昆布の生産、製造の大変さを生産者目線からご覧いただけます

興味のある消費者は勿論、同業者である生産者も何かのヒントに繋がることがあるかと思います

気になった方は『どう水チャンネル』の登録、よろしくお願いします


昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています

昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
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