はぼろ甘エビまつりと焼尻のチヂミコンブ

 今週末、羽幌町で開かれる『第6回はぼろ甘エビまつり』のイベント内容を見てると、甘エビが食べたくて食べたくて仕方なくなりました。
 週末なので行ってみたいような気もする。だけど、混雑するところと一人で出かけるのが大の苦手なあらパパさんなので迷う。2㎏3,500円の羽幌甘エビの魅力と天秤にかけ、明日の夜まで悩んでみたいと思います。


 ※以下、内容の一部と画像は、羽幌町地域おこし協力隊奥野様より許可をいただき掲載使用しております。


 そんなこんなと、インターネットで羽幌を検索していると、羽幌の地域おこし協力隊のFBページを発見。
 羽幌町の地域おこし協力隊は、市街地区に1名(中途退任)、天売地区に2名(1名中途退任)、焼尻地区に1名の合計4名(現在は2名)が配置されているようです。
 中でも焼尻地区に配置されている方のFBページ(昨年の10月20日)に、あらパパさんの興味をひく内容が掲載されていたので紹介することにします。
 
 あらパパさんの知る限り、焼尻地区でも数年!?数十年前までは、あらパパさんの職場が管理する非常勤格付員なる品質検査員が配置されていたのですが現在はありません。
 生産者と生産量が極少数!?になってしまったことで通常の流通ができなくなったことが原因だと思うのですが、現在も少なからず生産はされているようです。
 生産される昆布の数量や取扱いが、どのように処理され流通されているかは全く把握しておりませんが、焼尻地区の地域おこし協力隊の記事にチヂミコンブを生産している内容の記事を発見し、あらパパさんも久々に興奮したのでした。

 その記事の内容の一部が…。
 現在、唯一外に出て取り組んでいる仕事が《がらめ昆布作業》。
 ①海がシケたあと、浜をチェックしてまわり
 ②海藻が寄っている浜から「がらめ昆布」を採集
 ③晴れていればそのまま天日干しし
 ④時間をかけて乾燥
 ⑤機械にかけて粉砕したり
 ⑥気になる点を調べものしたり
※がらめ昆布とはチヂミコンブのこと


 ほぅ~ほう。
 地域おこし協力隊が、自ら生産者となり拾昆布をしているんですね^^  
 他の地区では全体ありえないことがここでは普通に行われてる現実、こりゃすごいわ^^

 
 画像を見るとチヂミコンブの他にもリシリコンブもあるようですね。
 実際に、ここのリシリコンブを数口食した経験のあるあらパパさんですが、風味やうま味が宗谷管内のリシリコンブよりも根室管内羅臼産のオニコンブ、通称羅臼昆布に似ているな~という印象がありました。その時は緯度なんかが関係してるのかな~と思ったんですが…。少量じゃまだまだわからんよね^^;
 でも美味しい昆布なのは間違いない!!
 最高の時期に最高の手間暇をかけると、最高品質の焼尻昆布が生産できると思います。他地区では見られない魅力ある製品づくりを進めるなら、このような土地から『ほんまもんの昆布』を発信するのも面白いかもしれない^^

 できることから少しずつ取り組む姿や、思いがけず多く拾った時の処理に行き詰ったりとか、諸先輩たちから様々な知恵(保管倉庫づくりなど)をいただいたりと日々奮闘している姿を想像し、スゲーなぁ~と感心させられました。


 あらパパさんの縄張り(まだ数か月の宗谷管内)にもチヂミコンブ(未だ現物を見たことがない)が生産されているので、今からとても楽しみなのですが、機会があったら天売焼尻方面にも行ってみたいと思います。 

 追伸、記事の中で『安易に専門家に頼むような環境ではないこの島』とありましたが、メールでのやり取りなどでしたらいくらでも喜んで受け付けてます。当然、個人的な協力なので無償です。
 何かありましたらお気軽にお声掛けください。

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