天然昆布と養殖昆布、美味しい昆布とそうでない昆布

養殖昆布は天然昆布の代用にはならない!?

天然と養殖の美味しには雲泥の差がある!?

天然昆布が無くなると和食のダシ文化が継承できなくなる!?

天然昆布が生えなくなった理由は様々な海の環境にある!?


天然昆布と養殖昆布に関しての意見や考え方は、立場や関係性によって様々あります

なので誰が正しくて誰が間違っているのかは、正直なところ分からないけれど、美味しい昆布とそうでない昆布の違いについては、誰が何といおうと曲げられない意見や考え方があらパパさんにはあります

北海道で生産される様々なコンブを現場サイドで見極めながら、30年と言う長い時間をかけて経験してきた実績があらパパさんにはあるからです

美味しい昆布!そうでない昆布の違い!

それは天然か養殖でもないし、種類でもない!


美味しい昆布の条件は、この三つが重要であることは間違いありません!
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例えば、同じ条件の昆布で天然か養殖かどちらが美味しいかと問われると、あらパパさんは間髪入れずに『天然』と答える!

しかし、これまでも幾度と説明してきたとおり、製品化された天然昆布というものの品質には養殖昆布以上に大きな差があるのです

その年の繁茂状態や採取日の違い、採りか拾い、天日か乾燥機でさえ大きな差は現れるし、地域によっては長期で採取されるコンブほど大きな差は現れるのです

その点、生育や水揚日を管理された養殖昆布の品質の差は、天然昆布より小さいのです

先日紹介した枝幸町の養殖チヂミコンブもそうだけれど、渡島のガゴメコンブも、栽培したほうが天然よりもネバネバ成分が豊富という結果が出ているそうです

これは天候に左右されたり身入りの優先などから採取日が遅くなってしまった天然昆布より、旬の時期に水揚げされた栽培されたものの方が品質が良かったという結果なのです

なので、本当に昆布の美味しさの本質を知りたいという方は、二次情報を鵜呑みにしたり単純に信用したりせず、自身の体験や経験で昆布の本質を知り、見極める眼を養ってもらいたい

特に料理人の方々にはお願いしたい
昆布の美味しさは天然でも等級でも見た目でもないことを!

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美食倶楽部を主宰する料理界の巨匠!海原雄山
旧沓形漁協所属のたぶんI組合長でさえ、美味しい昆布とそうでない昆布を知らないのですから…

あっ、仕方ないか!

料亭の使うような特級昆布にウニ喰いは入るわけない
厳正に検査して出荷しているから

なんていう話のくだりもあるし、そもそも等級が良いものほどダシの出るものだと理解してしまうことは当然のことですもんね



昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています

昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です


連絡方法は次の何れかへお気軽に!
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