初冬の浜回り~厚岸町バラサン岬のオニコンブ

日中はまだまだ温かいので路面凍結することはないけれど、朝晩の冷え込みが厳しくなってきた北海道釧路市

道内では全くと言ってよいほど積雪の少ない地域なので、車のタイヤ交換はもう少し後でもいいかな!?な~んて軽く考えていたのですが、今週末、日勝峠を越えなければならない用事ができたので急きょタイヤ交換をすることに…

タイヤを預かっているあらママさんの実家(厚岸町)へ!


ついでに、バラサン岬を散策

この時期であれば寄っていたとしても古くなった短いコンブ(ナガ・アツバ・ネコアシ・オニ)くらいなのだろうと、大して期待もせず立ち寄ってみたあらパパさん

しかし、あらパパさん目の前に寄り上がっていたコンブはキラキラと輝く若々しいオニコンブでした


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中から数枚の株になっている個体を選んで引き上げてみた

まぁまぁ長いぞ!(2㍍弱)

新コンブ?

もうこんなに再生しているの?

古いコンブはついてないぞ!

子のう斑は裾部分だけ!?


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先日、養殖施設の状況を見せてもらった羅臼コンブと利尻コンブは、再生している部分はまだ短く、当然に古い部分も付いていたので、厚岸産のオニコンブの生長をみて始めはとても驚いた!


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     羅臼の養殖施設

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    利尻の水揚げされた種コンブ


折角なのでこっそり盗った…
いや、隠れて密った…
いやいや、堂々と採ってきました!

自宅前に並べてよくよく観察してみると、根は全て新しいようなので、おそらく生長の遅かった一年目の葉体ではないかと想定しました
(海藻繁茂カレンダーに追加です)

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あらパパさんの長い経験からくる『バカの壁』では、一年目だろうが二年目だろうがこの時期になれば大概は短くなって、一年目の葉体であれば少しばかり再生が始まっているか、始まっていなくても子のう斑が全体に覆われていたり虫食いが酷かったりその他の海洋性付着物のある品質になっているものだと決めつけていた

自分自身の凝り固まった短い物差し的な考え方に恥ずかしさを覚え、どれだけ経験していても、どれだけのことが分かっていても、物事を知ろうとする行動からは新たな発見があるものだということを改めて知った

ここ最近、養老孟司さんの著書『バカの壁』を再読し、これからの人生を見つめ直しています

約20年前の著書ですが流石は養老先生

僕の言葉では到底説明できる内容ではありませんが、仰ってることの全てに感動を覚え『我が意を得たり』というところ

気も楽になり、勇気と自由をいただけた感じです



昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
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