初冬の浜回り~釧路市興津海岸のナガコンブ
先日の厚岸町バラサン岬でのオニコンブに魅了され、今朝は近所の海岸へウォーキングを兼ねて散策してきました
北海道のコンブに関してはあらパパさんに任せて!なんて言ってますが正直なところ、生コンブの状況調査をするのは、昆布の検査として経験を積んだ30年間でも春から夏くらいなもので、生コンブの、しかも種類ごとの状態なんて、お恥ずかしながら分かっちゃいなかったのです
今日は比較的波が穏やかで、コンブはそれほど寄っていませんでした
少ないながらもナガとアツバが混ざっています
アツバは二年生のガバガバと分厚く、子のう斑が全体に析出したものが多い
ナガは二年生のガバガバと分厚く、子のう斑が全体に析出した部分に海洋性付着物が覆っている古いものと、一年生でキラキラと若々しい感じもするけれどそれなりに固くなって子のう斑が析出し、その部分を突き出して二年生のコンブが再生しているものが目立ちました
長さは、長いもので4~5㍍
短いものでは数十㎝のものまで色々です
何の種類でもそうですがやはり天然ものです、生育環境の違いで生長が早かったり遅かったりするのは当然のこと
物事を知るために何かの書物を読んだり、誰かに答えを求めたりすることはとても簡単で、単に知識としての経験値であればそれで十分なのかもしれない
けれど、知り得た事を自身の五感で確認し行き着いた答えを持つことは、自分の言葉として他人に何かを伝えたり訴えたりする時にとても強い力を持ちます
幼いころから人見知りで、人前で話をすることなど絶対ムリだったあらパパさんですが、昆布の検査員になって10年くらいは生産者の前でお話しする『昆布製品に関する説明会』はとても辛かったです
そこからさらに10年くらいは、とても恥ずかしかったです
さらにそこから10年間は全く恥ずかしくなくなった
それどころか、生産者からどのような質問を投げかけられても、全て答えられるという自信から堂々としていましたし、今年はどういった面白いことをしようかと新たな挑戦をする余裕もできました
今思うと、様々な地域で様々なコンブとその状況を、こんぶログを通じ見て(魅て)きたからだと思う
どこか特定の地域限定のスペシャリストになるのであれば、そこの物事を極めたらそれでいい
けれど、他の地域の物事も極めたいのなら、凝り固まった物差し(バカの壁)ができる前に、色々と経験した方が確実に視野は広まる
〇〇をしっかり覚えるまで△△はダメ
昔ながらの職人気質の教えでは今の時代ついて行けないですし、なにより時間と仕事が勿体ない
あらパパさんは北海道昆布のスペシャリスト
生コンブだろうが乾燥昆布だろうが、北海道の様々な種類の全てを知りたいので、これからも全国(もしかすると全世界)にアンテナを張り巡らせて行動していきます
昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です
連絡方法は次の何れかへお気軽に!
◆Gmail arachinpapa@gmail.com
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◆昆布大使2013~昆布大使がゆく! - こんぶネット
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