一年生を終えた釧路産ナガコンブ、二年生への進級準備が始まってます
2022/11/23
釧路産ナガコンブ
漁師さんの昆布生産も終わり静まり返った海岸
植物とは違ったしくみで生長する過程を、実物のコンブを観察しながら知ることのできる絶好のシーズンです
あらパパさん、今日もワクワクしながら散策してきました
これまで、様々なシーンで昆布の生長についてを一般の方々へお話しする機会をいただきました
あらパパさんの説明の仕方が悪いのかもしれないけれど、一般的に知られている植物の生長をイメージされるからなのか、ツキダシ状態の昆布サンプル(一年生の葉体を押し上げて二年生のコンブが生長している)を使ったりと工夫してみたりもしたけれど、理解していただくには少々ハードルが高かったので、今回は沢山のサンプル写真とあらパパさんの落書きを見比べていただいて理解していただこうかなと考えました
先ずその前に!
秋に枯れて春になると根元から新たに生長する植物とは違うので、頭の中からその常識を一時的に削除してください
よろしいですか?
それではですね、春に採れるさお前コンブより細長くて短い(と言っても数メートルに生長した)一年生コンブを想像してください
細長く生長した一年生コンブは夏を過ぎると少しずつ枯れて短くなってきます
秋になると、一年生のコンブの根元の▽の部分の生長点が再生し二年生が生長してきます
再生した二年生コンブは冬から春にかけてグングンと生長し一年生をツキダシて生長
翌年の5月から6月には『さお前コンブ』として採取されるまでに伸びます
一年生コンブは極短くなってもまだ付いていますが、6月中旬も過ぎるころには完全に枯れてなくなってしまします
天然の産物なので同じ一年生でも大きさはいろいろ、二年生の生長もいろいろ
次の写真をご覧ください
一番右が一年生で、右から二番目以降のコンブは赤線部分のクビレを境に、上が一年生で、下が再生し伸びてきた二年生の様子です
あらパパさんの落書きで説明すると
茶色で塗りつぶした一番右が一年生で、右から二番目以降の緑に塗りつぶした部分が二年生として再生し伸びてきた様子になります
上の写真と下の落書きを比べてみてください
コンブの生長、分かっていただけたでしょうか?
コンブの生長と子供の成長
現物を観察することは、資料などで覚えることと違って、知り得る範囲は広くなり考える力も備わります
波が穏やかで天気の良い休日にご家族で興津海岸を散策してみてはいかがでしょうか?
昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
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