熟成昆布をワインと同じように考えると…本当に考えてる?

ワインと同じように昆布も熟成させたら美味しくなる!?

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ファミリーパークあら井産の十勝ワインブドウを一次発酵


そう考え、昆布製品を数年間囲って高く売れるよう付加価値をつけている方々が昆布屋さんだけでなく生産者の中にもいらっしゃいます

ちょっとまって!
ワインと同じように熟成って…


確かにワインは年数を経て熟成させると美味しくなり高価に取引されるものも、あります

けれど、いつどこで採ったブドウなのか種類は何か、その年の生育状態はどうだったかなど、高価に取引されるワインほど様々な条件が求められます

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ファミリパークあら井産の十勝ワインブドウの一次発酵が終わった


昆布もワインと同じように熟成というのであれば、その点も同じように考えるのが正当じゃね!?

いつどこで採ったコンブなのか?
その年の天候や乾燥方法はどうだったのか?
製品を仕上げるまでの行程や、昆布そのもの状態はどういったものなのか?

単に『〇〇産だ』とか『等級の良いもの』とかを『〇年間熟成させました』では、大した付加価値にはならないのではと、あらパパさんは思うのです

例えば、3年間熟成させた昆布は、通常取引されている新モノと比べどういった部分がどれだけ違って価値のあるものなのですか!?

このように購入者から問われたら、どのようにお答えしますか!?

答えられますか?

もし、産地や等級、囲った年数以外の返答ができないような熟成昆布だとしたら、それは、あらパパさんから言わせると『ただの売れ残り昆布』でしかないのです

ワインもそうでしょ
売れ残りを上手に売るために『熟成』と称しているものも沢山ありますから…

付加価値つけて売りたいのなら、もう少しこだわった作り方と考え方で、本物の価値ある熟成昆布を魅せて欲しい

そして、一気に高価な取引を要求せず、できることから少しずつ努力して、新たな流通を切り開いていくくらいの考え方で物事を進めていけたらいいと思います

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2022年、生育状況は芳しくなかったファミリーパークあら井の十勝ワインブドウ
採取時期も遅く、ブドウの品質も例年に比べ悪く甘味が足りない
熟成させても期待できないので、今年の自家製ワインはヌーボとして楽しみたいと思います

おらほヌーボ解禁です
爽やかで美味しい~



昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
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