北海道をコブしたい
2022/11/25
北海道新聞創刊80周年企画の昆布新聞プロジェクト『#北海道をコブしたい』の事業で発行された新聞は、昆布製品に卵殻由来の可食インクを使用し直接印刷を施した昆布新聞です
昆布の日である11月15日、北海道新聞本社正面玄関前にて限定100部を配布
前日には札幌駅前通地下歩行空間にて掲出され、昆布巻きベルトなるもので道民を応援する企画なども実施されました
テレビなどのメディアで大々的に紹介されていましたので、あらパパさんから改めて紹介することはなかったのですが、あらパパさんとこにも『昆布新聞』が1部届いていましたので、遅ればせながらあらパパさんなりに感じたことや想いをご紹介したいと思います
先ず率直に感じた事は『たのしい・もっとやれ』です
昆布の消費者離れが進む今、昆布の美味しさや魅力を伝えるには、昆布を食べてもらわなけばなりません
食べてもらうためには、美味しい昆布を生産することはもとより、現代人に合う食べ方の考案や紹介を含めて、昆布という食材に興味を持っていただくことが先決だとあらパパさんは常々感じています
これからの時代を担う若者達に、少しでも興味を持っていただく企画はとても大事で必要なことだと思います
昆布は食べる!という前提というか常識を先ずはブッ飛ばしてから、色々と楽しいことを企画されると面白いことが起きそうです
食べられるインクで印刷ができる!
だったらあらパパさんは『昆布の名刺』が欲しい
短冊状に切った昆布に名前と電話番号とお勧めする用途を入れただけのもの!
ダシをとろう!利尻昆布
そのまま食べよう!羅臼昆布
おでんで煮込もう!なが昆布
昆布には色々な種類があります
そして、それぞれの形態と用途の違いもあります
今回届けられた『昆布新聞』は渡島管内の促成マコンブ
利尻島の生産者から伺った話しでは、リシリコンブの提供もされたようですが、昆布新聞に採用されなかったのだそうです
おそらく、幅などの大きさもそうですが、印刷できる状態に必要な『伸し』が利尻昆布では足りなかったのだろうと思います
『伸し』と一言でいうと簡単ですが、その状態は昆布の種類や規格、地域でも様々
昆布の検査員時代から、あらパパさんは強く言ってきたことでもあるのですが、利尻昆布は『昆布伸し』ではなく『昆布広げ』なんだと!
元揃や折でいう伸展(伸し)と長切でいう見た目(伸し)は全く違うのです
・・・
少し話がそれてきましたが、あらパパさんは何が言いたいかと言うと、北海道で生産されている沢山の種類のコンブは、それぞれに特徴があり特性があるのです
なので、それぞれの特性を活かした魅せ方をするのがベスト!
今回の『#北海道をコブしたい』という企画で発行された昆布新聞は、促成マコンブでなければうまく印刷することはできなかったはずです
促成マコンブのように薄くて真っ平らな伸しでさえ印刷できない部分もあるのですから…
さてさて
新聞や名刺だけでなく、もっと簡単にできる面白アイテムはあるはずです
あらパパさんが以前に紹介しました『昆布ネクタイ』もその一つ
幅のある昆布、細い昆布
厚い昆布、薄い昆布
黒い昆布、白い昆布
短い昆布、長い昆布
様々な昆布の特徴を知り、その特性を活かす!
道産子の皆様で北海道をコブしましょう!
昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です
連絡方法は次の何れかへお気軽に!
◆Gmail arachinpapa@gmail.com
◆FBメッセンジャー https://www.facebook.com/arachin.papa/
◆昆布大使2013~昆布大使がゆく! - こんぶネット
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