ナガコンブの生長
先日、釧路産のナガコンブが1年生から2年生へ進級準備していますと紹介しましたが、ここ最近頻繁に観察していて、何だか腑に落ちない感じがしてならないのです


2年生?

あらパパさんはコンブの研究者ではないので、正直なところコンブの生態については詳しくありません
コンブの種類によって1年目の子のう斑がどのように形成され2年目にはどうだとか、葉体の発芽時期によっては3年生になるとかならないとか
呼び名は違うけどオオアツバもオニコンブも同じ種類だとあらパパさんは理解している
そう考えると、同じオニコンブの羅臼昆布ってどうなのだろう?
天然は地域の性質上、夏にしか関わらないので、それ以外の情報は知る由もないが、養殖って種苗してから2年目の夏に水揚げしているよね、あれって2年生でしょ?
そう考えるとクキナガって本当に2年目??
んんん…分からん

ただですね、30年という長い月日を生産現場から通年にわたり観てきた経験者として、厚葉昆布(ガッカラコンブ)の、通称、鉄板コンブと呼ばれる葉体や、日高昆布の特上浜や上浜で葉の基部が円形になり『特等』などと呼ばれる葉体は、根を観てきた限りでは3年目の葉体であることは間違いない!
…なんだけど
お恥ずかしながら、ナガコンブを観てきた若き日の17年間
3年目の葉体は、あっても極稀だと思っていたのか興味をもたなかったのかは忘れたけれど…
秋から春先にかけてのナガコンブの生長や根なんて観ることなかったな~
とても腑に落ちないので、今さらですが、日本産コンブ類図鑑を確認してみました…
なんと!
『漁業で採取されるナガコンブの葉体は2年目と3年目が含まれる』と記されてるじゃないですか
知らんかった~(恥
最近になってじっくり観察するようになったナガコンブ(ツキダシ再生)とその根
2年目と3年目が混ざっていたのですね
これで合点がいく!
明日からナガコンブを観る角度が変わってきました
ナガコンブの生長、春までまだまだ楽しめそうですね
昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
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