愛媛紅まどんなと厚岸アツバコンブ

あらパパさん
人生53年で一番おいしいと感じたミカン


先日、四国に住む弟が送ってくれて、初めて食べて、その美味しさに感動

おかげさまで、ここ三回くらいの血液検査のカリウムとリンは最悪で、次回も悪かったら吸着剤が処方されるようになってしまいました(汗

でもね、検査結果なんてどうでもいいと思えるほど、本当に美味しい

大きいサイズなのに、果肉の薄皮は破けるほど薄くて口の中に残らない
甘さだけなく酸味とのバランスは絶妙でとてもジューシー

表現は悪いけれど、缶詰のミカン(薄皮が処理されてシロップに漬けられ甘くされた酸っぱいミカン)を口いっぱいに頬張って咀嚼、甘酸っぱいミカンの汁が口からあふれ出る…
そんな感じのジューシーさなのです



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本場四国で購入したとはいえ、かなり高価なものなのでしょう

そして味も、農家直送だからこその美味しさなのでしょう

機会があれば、北海道のお店で売られているものがあったら是非購入して味わってみたいものですが…

たぶんガッカリすると思う

よくある話ですが、産地と消費地の〝あるある〟じゃないですが、美味しさのレベルが違ったり、美味しさの質が違ったりしますものね

商品って見た目重視なので、消費者目線では中々判断がつきません

昆布も見た目重視なので味に関係なく一緒くたに売られている
なので、そういった美味しさのレベルとか質の違いは産地であっても昆布の場合はよくある話です

つい先日も、お世話になっている知人(釧路市)から…

『あらパパさんからいただいた羅臼昆布で昆布巻を作っても美味しくできますか』
『年末に昆布巻を作っているのだけれど、今年はどうしようか迷っています』
『毎年、同じに作っているのに昨年は固かった』
『今年は安い昆布巻を買おうかな』

というようなお話しを伺いました

昆布を普段使いする、しかも様々な種類の繁茂する昆布産地に住む還暦を過ぎた方なのに、昆布の種類や使い方の向き不向きを知らなかったとは…

こんぶ消費の高齢化!
まざまざと感じさせられました


羅臼昆布はそのまま食べるかダシに使ってください
口当たりの良い羅臼昆布はそのまま食べても美味しいです
ダシガラは繊維が柔らかでモチモチとした食感が特徴なので、じくりと煮込んで作る佃煮や煮物には向いていません
千切りにしてサラダや炒めたり、煮物なら最後に入れるなどして食べてください

昆布巻を作るなら
細巻ならナガコンブ、太巻きならアツバコンブをお勧めします
見た目は真っ白(マンニット)だけれど、程よく熟成されているので柔らかに煮ることができるでしょう
ダシは幾分とろみ(粘り)は出るけれど、独特な風味とうま味がとれるので、日高昆布に次ぐ両党昆布として重宝します

同じ作り方なのに昨年は固かった
おそらくその年に生産されたばかりの昆布か、日高であれば後採りや拾い昆布を使われた可能性も考えられます
できれば1年以上経った昆布か、日高であれば若干薄めでスッと伸びた色艶の良いものがお勧めです

安い昆布巻は外国産!?
確かにお店には安くて美味しいものもあります
ちなみに、国産の昆布で国内生産している太巻きの昆布はけっこうお高いです
会社の看板商品でもある『鮎家のあゆ巻』は、琵琶湖産の鮎を甘露煮し肉厚の浜中産アツバコンブで巻いたもの
紅鮭紅葉巻』は外国産の紅鮭の切り身を幅広の歯舞産ナガコンブに包み肉厚の浜中産アツバコンブで巻いたものです
※上記情報は30年前のものです

あらパパさんのお勧めは断然あゆ巻!
鮎の身と内臓の苦みのマリアージュに昆布の美味しさがさらにマリアージュ

年に一度は食べたくなる逸品です



昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です


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あらパパさんの叫び