稚内おおなご
『おおなご』と検索すると稚内のおおなごが上位に出てきます。
おおなごとは釘煮で有名なイカナゴ(玉筋魚)のデカいやつのことなんですが、稚内とか利尻礼文とかではこのデカいイカナゴが獲れてるようです。詳しくは→名物ニッポン
先日、利尻の仙法志ではおおなご漁が大漁だ!!という情報を入手。
それから、あちこちの魚屋さんを探し回っていたのですが、基本的にハマチなどの養殖魚のエサとして流通しているらしく一般的にはなかなか売らないようで…。
それでもね、鮮魚を扱ってるお店屋さんで…やっとこさっとこ見つけました!しかも20㎝~25㎝ほどの大きな稚内おおなごが20匹入って200円ちょっとの超低価格で^^v
始めて食べる天然食材なので、先ずは塩振り焼きで味見。
程よい旨味のある脂がとっても美味しい。
エサ用にしか流通しないなんて勿体ないなぁ~と思いました。
干物も作ってみた。これまたうま味が凝縮されてとっても美味しい。ちょっと中骨が気になるところだけど、脂乗りもよく内臓も美味しい。
あらパパさんの塩梅が良かったのかもしれませんが、下手なシシャモなんかよりも美味だと思いました。
そしてそして、見た目からどうしても挑戦したい食べ方がありました。
皮目の感じがアナゴに似ていた(あらパパさんは生のマアナゴを見たことないですが)ので、煮アナゴのように煮てみたかったんです。
稚内おおなごの頭と中骨を煮てダシをとり、利尻昆布も入れてさらにダシをとり、醤油とみりんと酒とザラメで適当に煮汁を作りゆっくり煮てみました。当然その煮汁で『つめ』も作ってみました。
そのまま食べても美味しかったのですが、あらパパさんはやはり握りが好きなので…。
煮おおなごの握り
魚の処理とか煮方の反省点はあるけど…味はわるくない!
稚内おおなご、あらパパさんの大好きな魚が一つ増えました。