昆布締めに向いている昆布

昆布締めを作る時は、うま味の濃さよりも風味の豊かな昆布を選ぶと美味しく作ることができます

風味の豊かな昆布とは、天然でも養殖でも、生長期を迎える春から旬を迎える最盛期くらいまでがピークで、それ以降は一気に劣ります

なので、肉厚の昆布よりは肉薄で緑黄色の昆布を選ぶとよいでしょう

コンブは種類によってはうま味の濃さや塩味、価格も違ってくるので、お好みのものご予算に応じて選んでください

先日、いつも楽しみにしているユーチューブチャンネルで、昆布締めには『折昆布』がお勧めだと紹介されていたので、何だかうれしくなっちゃってあらパパさんも補足として記事にしたいと思いました

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人気チャンネルの【素潜り漁師】マサル Masaru.では6:58から紹介されていますが、『ダシの店のおっちゃんに聞いたら、昆布締めなら折昆布だ』といってたので、今回は折昆布を選んだという

このチャンネルの若者は比較的、いつもいい昆布を使ってくれているので、いつもどのようにして選んでいたのかなと思っていたら…

昆布に詳しいお店の店主に聞いていたのですね!大事です!

伝えることも、聞くことも

この動画でも、そのまま食べては美味しくない魚が、昆布で締めることによって美味しいという食べ比べの紹介(10:35)もありますので、興味のある方はご覧いただければと思います

一つ勘違いしていただかないで欲しいのは、ここで紹介されている『折昆布』は昆布の種類ではありません

単なる商品名です

『昆布締めなら折昆布だ』とダシ屋のおっちゃんがお勧めするように、身薄でも風味があり幅もあり伸展されているのでとても使いやすいものではあります

ちなみに、折昆布というものは規格上で『こんぶを伸展して乾燥し、一定の長さに折りたたんだもの』で、北海道では主に函館周辺のマコンブの製品仕立てとして生産されています

おそらく、そのマコンブの促成養殖された折昆布仕立ての製品を、適宜の長さに切り揃えて商品にしたものではないでしょうか

あらパパさんも、昆布締めに使う品質でお勧めするのは、薄くても風味のある若生いで粘りの少ないものが最適だと思っているので、そういった品質に当てはまるものと考えるならば、【素潜り漁師】マサル Masaru.さんもお勧めされたマコンブの促成養殖(折昆布)か、日高昆布(身薄なものが良い)ではないかと思う

※天然のマコンブや利尻や羅臼の様に、うま味のしっかりしたもので昆布締めを作るには、一般の方では少々難ありで価格も高価なのでお勧めできませんただし、かっちかちに締まって昆布の味と香りの強い珍味的な昆布締めが好きな方は、高級なダシ昆布で締めることをお勧めする(お酒のお供に最高です)

とにもかくにも、人気ユーチューバ―さんの動画で昆布が紹介されていることは、とても嬉しいです

あらパパさんも負けじと、今夜は釧路産のアブラガレイを日高昆布で締めてみました
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昆布は丸まっていても湿りを加えると広がります

昆布は細くても並べて使えます

解凍もののお刺身でも昆布に締めると美味しくなります

気軽に気楽に魚や肉、野菜などを昆布で締めてみてください

ご飯やお酒のお供として楽しんでください

ウマイっすよ


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