オオイタドリを食す


 塩漬けにしておいたオオイタドリを水に晒し塩抜きし実食。
 結論から言います。
 あらパパさんの口にとても合う美味しさでした。
 そして、ある程度漬け込み保存食も作りたいと思ったほどです。


 だいぶ前にテレビ番組の秘密のケンミンショーで紹介されていた、高知県民のみで食べられているという『イタドリ』。気にはなっていたので、何度か食べてみたことがありました。
 朝の散歩途中に生で食べてみたり、数本持ち帰り茹でてから食べてみたりとしたのですが、食感はとても良いし酸味も我慢できるのですが香りが…鼻から抜ける臭さが何度食べてもNG。
 それでも何とか美味しく食べられないものかと調べてみると、塩漬けがいいらしい情報を見つける。
 酸味も臭さも抜けるという記事や、酸味は抜けるけどやはり臭い!不味い!!という記事もありましたけどね^^;。
 こうなりゃ~百聞は一見に如かず!! 
 自分で試さなくてはどうにもこうにもならんということで塩漬けを試してみたわけさ。
 あらパパさんのとった塩漬けの方法は、採ってきたイタドリの皮を剥いて(剥きにくい場合は熱湯をかける)適量の塩を振り、ある程度しんなりするまで放置。
 大量の水が出てくるので捨ててから塩を足し再度漬け込む。
 重石をして丸一日、さらに水が大量に出てるので、すべてを水で洗い流し塩イタドリをザルにあげ体重をかけて水を絞る。
 適度に絞った塩イタドリを再度新しい塩を絡め袋に入れ冷蔵保存。長期の場合は冷凍の予定。
 こんな感じです。


 それでね、食べるときは塩イタドリの塩を洗い流し、沸騰した湯に入れ冷めるまで放置。その後数回水を変えて半日くらいで塩抜きできるかと思います。食べてみると微かに残った酸味とあの不思議な臭いはあるんですが、料理するとほとんど消えます。
 食感も良く歯切れも良く汁物に入れても炒め物にしてもなかなか使える食材ですよ!!


 今回は、利尻昆布のダシをきかせた具だくさんの雑煮にも入れてみたし、利尻昆布ダシと醤油と酒とみりんで炒め物も作ってみましたが最高の美味しさでした。個人的にはフキより好きかも^^


 雑草のようにはびこり、だれにも採ってもらえないイタドリ。
 痛みをとってくれるという薬草のイタドリ。
 一生懸命採ってる姿を見られるのは、ちょっとだけ恥ずかしいイタドリ。
 節々の間に入った空気は膨張すると爆発するイタドリ。

 今年からは色々と楽しませてもらえそう。


 追伸
 漬け込まず食べる場合は、皮を剥いたイタドリを5センチ程度に切り分け軽く塩をししんなりさせる。一度しんなりさせたイタドリを水を何度か替えながら1日~2日間晒す。酸味と臭みがなくなったら料理につかう。
 

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