魚卵の醤油漬けと減塩醤油
2023/03/03
そろそろ旬も過ぎるかどうかという頃合いですが…
今が一番の旬なのかもしれない
特に全長20㎝を超える大チカ(♀)のお腹には、満タンの卵巣が成熟している
卵巣を丁寧に取り出し醤油に漬けると、ご飯のおかずや酒のアテには最高の珍味になるのです
身の方は魚体が大きいので開いてフライにすると丸ごと美味しくいただけます
チカの卵巣は小さいながらも〝うま味〟の濃い美味しさがあるので魚卵好きは堪らない
煮ても焼いても美味しくいただくことはできるけれど、是非醤油漬けにして食べてみてほしい
醤油漬けでいただくチカ魚卵は、魚の鮮度が比較的良ければ問題はありません
ちょっとしたコツさえ守れば作り方は簡単で美味しくできるのです
【作り方の手順とコツ】
1.卵巣を料理酒で軽く洗浄する(水は使わない)
2.血抜きと臭みをとるために新たな料理酒で1時間~2時間漬け込む(常温)
3.料理酒から取り出し、昆布を加えた減塩醤油で1時間~2時間漬け込む(常温)
4.常温の漬け込みが終わったら半日以上、冷蔵庫にて撹拌を何度か行い漬け込む
5.魚卵の色が8割ほど醤油色に染まったら出来上がり(画像参照:漬け込みすぎないこと)
これまで魚卵の醤油漬けを作る時は、濃口醤油とみりんと酒などを合わせて醤油ダレを作ってきましたけれど、減塩醤油って原液のまま使ってもいい塩梅に漬かるんですね
醤油好きなあらパパさんは、脱脂加工大豆やアルコールなどを使って作られているものや、市販されている昆布醤油などの醤油風調味料は滅多なことでは使わなくなっていたけれど、あらパパさんの病気を気にかけてくれた方々から頂いた減塩醤油が…
今はとっても気に入っている
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