海藻たちの生長でも春を感じられます
春の感じ方は山菜や新緑の芽吹き、桜の開花などは一般的ですが、普段から花鳥風月に遊ぶあらパパさんは、風の香りや鳥の囀りはもちろんのこと、海藻の生長が進むことで変化する、色の違いでも春を感じるのです
日々、定点観測に通っている海岸でも、寄り上がった海藻たちの色の変化がみられます
陸に住む植物は枝先や地面から新芽が出てきますが、コンブなどの海藻は昨年に生長した古い葉体を突き出しながら根元から再生し新たな葉体が伸びてきます
ナガコンブの再生はかなり早い時期から生長してくるので、みるみる古い葉体と新しい葉体の比率というか面積が変わってきます
次いでガッカラコンブ(アツバコンブ)もこの時期になると、古い葉体よりも新しい葉体の方が長くなってくるのです
さらに、スジメやアナメ、アイヌワカメやギンナンソウなど、その他様々な海藻たちもキラキラと輝く新しい芽吹きが勢いよく生長するものだから、波打ち際に寄り上がった海藻たちの色が一気に明るくなって彩豊になってくるのです
寒い寒い北海道の東も本格的な春がやってきました
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