礼文島の食文化『トド肉料理』
あらパパさん、宗谷管内(北海道の北)に転勤して、関係漁協や関係団体を挨拶回りしてきたのですが、漁協の代表である組合長さんにはお会いできた方とできない方がいらっしゃいました。
中でも、あらパパさんの職場の理事者でもある組合長さんへの挨拶が遅れてしまったことは大変ご無礼な状況でした。
先日、別件の会議で近くまで来られた際、事務所へわざわざ足を運んでいただき、改めてご挨拶することができました。感謝です。
お帰りまでに時間があるとのことで、むさくるしい事務所でしたがいろいろとお話しすることもでき大変良かったです。
宗谷管内で生産される利尻昆布の様々な状況や情報も教えていただきましたし、昆布のお話からは少々脱線してしまいましたが、礼文島での食文化『トド肉料理』や、タコやアワビやモズクの、あらパパさんの知らないことまでも沢山教えていただけました。
特にトド被害とタコとアワビの関係性や、礼文島でのトド肉食文化は面白かったです。
昔は家も寒かったし、まともな布団もなかった時代。
寒さに震えながら寝てた子供たちのほとんどはいつも寝小便。
そんな子供たちの寝小便を治すためにトド肉を食わせたという。
トド肉を食べさせた子供たちは体温が上がり寝小便をしなくなるんだそうです。
また、雌数十頭をハーレムすることのできるトドの肉を食べることで、活力も漲るそうです^^;
人の免疫力は体温が関係するらしいし、体温が上がると免疫力だけでなく活力も上がるので…ぜひトド肉が食べたい。
まずはどこかの飲食店で味見するのもいいですが、生肉が入手できたら利尻昆布のダシ汁に、体温を上げるという根菜とトド肉を煮て、天然塩と酒のみ味付けで喰う『トド汁』を作ってみたい。
想像するだけで胃袋が唸る。うまいだろうな~。
いつか作った『持込居酒屋おらほ特製のシカ汁』と、子供のころ食べた鯨のケンチン汁を思い出しました。
あと、根室時代、礼文島船泊出身で漁協の保険屋に勤めているS君から食べさせてもらったタコボッチの珍味『おらが珍味』タコ燻製も思い出してしまった^^
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