厚岸臨海実験所周辺のトロロコンブの利用価値

先日、厚岸臨海実験所でサンプリングしてきたトロロコンブですが、乾燥させて湿りをとって(加えて)姿昆布として仕上げることができたのですが…

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2年生の早熟な葉体ではありながら既に特徴ある凸凹に珪藻類や土砂などの付着がみられました

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この時点で、このような付着物があるとすれば、採取の始まる最盛期には、かなりひどい状態になっていることが予想されます

実験所前の海は普段から濁りの多いところと伺っていたので、繁茂はしているけれど利用価値のないトロロコンブなので採取する生産者はいらっしゃらないのかもしれませんね

ここ数年の厚岸漁協のトロロコンブの格付実績を見ても、多い年で数百キロ程度、少ない年は数十キロまたは皆無ということもあるくらいですから

今ならまだ使えそうなんですが…
なんだか、勿体ないなぁ
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