自然精製した純度99.99%の白い粉を0.1gずつ楽しんでいます
あらパパさんは腎不全のため塩分制限をしています
ショッパイの大好きだったあらパパさんですが、塩分制限はそんなに大変ではありませんでした
今では素材そのものの美味しさを楽しんでいるので、塩の効いてないおにぎりにも慣れたし、塩を振ってない焼き魚も美味しくいただくことができるようになりました
それでもね、一日に6gは摂取可能なので、その日の制限に余裕があれば塩をダイレクトに楽しむ方法もとったりしています
塩気のないおにぎりに、ちょっとだけ(0.1g)ふりかけて食べるとキリッとしょっぱい塩味が堪らなく美味しいし
素焼きした焼き魚にも、ちょっとだけ(0.1g)ふりかけて食べると魚のうま味がキリッと引き立つのです
あらパパさんが普段使っている塩は、イオン交換膜で精製された塩ではなく、釜焚き塩や天日塩で作られたミネラルたっぷりの塩を使っているのですが、今回紹介する塩は、あらパパさんが自然精製した天然の昆布塩!
作り方の行程を考えると、天日塩の類になるとは思うのですが、海水を原料とせず、コンブに含まれる海水成分を天日で乾燥させ、アンジョウすることで昆布の表面に析出させた塩化カリウム
いわゆる『花咲』という状態を人工的に作って塩を精製したもの…
色々と調べてみたいことがあり、厚岸臨海実験所でサンプリングしてきたオニコンブを乾燥させてはみたものの、サンプリングした個体が若すぎた事と、天候に恵まれず思うように乾燥を進めることができなかったこともあり、どうしても塩化カリウムの吹き出るような状態になってしまったのです
でもね、吹き出る塩は叩いて振り落とすと天然塩として楽しめますし、赤系統の汐昆布ではあるけれど、姿昆布としてのサンプルにも使えそうなので、サンプリングしてきた昆布は無駄にはなりません
色々と調べてみようとしていたことはまた次の機会に挑戦することにしました
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