釧路市ナガコンブの定点観測20230618~興津海岸、ナガコンブの森は視界ゼロ
この一か月はいろいろと用事があったり体調が悪かったりと潮汐の良いタイミングを逃してしまい、興津海岸のナガコンブの生長をじっくりと定点観測するのは一か月ぶり
前回の定点観測からみると生長は確実に良くなってはいるれど、例年の状況からみれば実入りの進行は確実に遅い!
理由は単純、ここ数週間、天候の悪い日がずーっと続いてたからねぇ
日照不足が原因でしょう
でもね、さお前昆布として採取することを考えると『コンブが若い』というのは都合がイイのです
とは言え、東部漁協では未ださお前昆布は出漁していません…本日も
朝から空が青いのっていつ振りだろう
今日はあらママさんも休日だったので一緒にやってきました
一昨日、寄り上がったナガコンブの生長度合いを確認しましたが、今日はいつもの定点観測場所をしっかりと観察!
先ずはトーチのある岬周辺のお気に入りスポット!
ナガコンブの森です
そして、いつもの岩の上から全体的な定点観測を行い、あらパパさんは新調したウエーダーを最大限に活かしながら沖合をじっくりと観察
上記写真の一か月前はこちら
上記写真の一か月前の状況はこちら
あらママさんには上記写真の赤丸あたりの浅いところを観察してもらいました
何を観察するかというと『子のう斑がでている葉体がどれだけあるか』です
砂浜に寄り上がったコンブを確認するより、干潮時は海の中のコンブを確認する方が観察しやすいのです
波の流れになびいて揃ったコンブは美しい
上記写真の一か月前はこちら
この辺りを観察してみて率直に感じたことは、『成熟した個体は例年に比べて少ないのでは?』です
6月も中旬を過ぎたころで、しかも漁業者が採取しない極浅瀬に繁茂しているナガコンブでこの程度の生育なので、昨年に比べると成熟個体は確実に少ないと思う
ということは…採取される沖合の磯回りであればまだまだ若いはずです!
さお前昆布の初日が早々にでも出漁してみればこの観察の是非が分かる
ちなみに、この画像を見て子のう斑のコンブがどこにがあるか確認できますか?
コンブに活かされてきたあらパパさんは当然ですが、実はあらママさんも見分けられるから大したもんですよね(笑
折角なので海中の映像でもと思ったのですが…
干潮時のナガコンブの森は視界ゼロ
殆どなにも見えません
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