2023年~利尻礼文の養殖リシリコンブは史上最高の数量かも…海洋性が!

礼文島船泊の生産者から連絡が入りました

『今年は水温が高くて6月末から毛(ヒドロゾア)やカキ(ウズマキゴカイ)が見えてきて、製品化でエライ目にあってます』
『僕は1080メーターしかやってないのですが500メーター分は毛が付いてました』
『現在も水揚げしている生産者のコンブは全てこのような感じです』


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『僕の地区では僕含めて2軒が今年で養殖コンブ辞めます』

『利尻の沓形では走りから毛が付いていたらしく海洋性だけで500駄(1駄15kg)もある方がいます』



これを聞いたあらパパさん

あの年は、利尻島の鬼脇と仙法志が全体の7割もの製品が海洋性付着物製品で壊滅的だった
沓形と鴛泊は遅く水揚げした方々に海洋性付着物製品が多かった
礼文島では香深も船泊もほとんどなかったので廃棄させていた状況

それでも100トン超えでしたから、今年はかなりヤバいんじゃないですかね

例年のヒドロゾアの付着状況は鬼脇、仙法志から始まり、沓形と鴛泊、そして礼文の香深から船泊と続くのですが、利尻礼文の海洋性付着物の終着点である船泊で、全体の約半分の製品が海洋性付着物だというのだから、こりゃどうなってしまうのか…とても深刻な状況です

今日はメッセージをいただきましたけれど、今のあらパパさんには頑張ってくださいということしかできなくて大変申し訳なかった

ですが、新鮮な浜の情報をいただけた事が何だかうれしくて、久しぶりに感じる浜の様子に懐かしさを感じて…

礼文島に遊びに行きたくなった病が発症してしまいました

いや、マジに今年は利尻礼文に遊びに行ってみようかな


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