食欲の秋~食事制限が厳しいです
2023/10/04
秋になると美味しい食材がたくさんあります

実りの秋ですから山の幸は当然、実は秋が旬の海の幸も多いのです
北海道ではサンマやサケ、近年はブリなんかも秋の味覚の代表であることは、皆さんもご存じかと思います
そういったメジャーな魚介類も魅力的ですが、あらパパさんはどちらかというとマイナーな魚介類に目が行ってしまうのです
先日、厚岸漁協の直販所で見つけた油子(アイナメ・正しくはウサギアイナメ)がめちゃくちゃ安いことを知り、嫌らしくも閉店間近に行ってみた…
思ったとおり、沢山の売れ残りが半額になっていたのでした
迷わず、一番大きな1.8㎏の油子をゲット!
油子は何にしても美味しいので、丸ごとで購入すると、頭とカマと内臓は煮付け、二枚におろした骨なし四半身を一夜干し、残りを粕味噌漬けを楽しむのです
早速、捌いてみました
案の定、内臓脂肪たっぷりです、こりゃ美味いこと間違いなし!
2枚におろした大半の身は、あらパパさんが一番好きな粕味噌漬けにします
身の重量を量ると約700gありました
身が700gあったので、味噌と酒粕と本みりんを各70g、そこへ14gの昆布濃縮ダシを加え弱火にかけながら混ぜる
混ぜる時は木べらなんかよりもホイッパーが便利です
混ぜるというより潰す感じに混ぜるのがポイント!
十分に混ざってきたら、あらパパさんはさらに追い昆布!
追い昆布は細切りのものを使いましたが、角切りでも大丈夫です
しっかり混ぜてから、しっかり冷やす
冷えた粕味噌ダレを油子の切り身に塗りたくりますが、大雑把で大丈夫です
大雑把に粕味噌ダレを塗りたくった油子の切り身をジッパーなどの袋に入れます
ボウルに残った粕味噌ダレも綺麗に取り除き袋へ入れましょう
軽く揉み混んで空気を抜き封をする
鮮度しだいですが、冷蔵庫で3日~5日くらいが目安
食べる時は、糠味噌ダレを綺麗に洗い流し水分を拭き取ってから焼いてください
肉厚の油子をロースターで20分、こんがり焼けた糠味噌の香ばしさが堪りません
これだけでご飯が何杯もイケちゃいます
そうそう、頭とカマと内臓ですが、熱湯で湯引きして掃除したものを、昆布水(250㏄)または水に昆布を入れて、お酒(50㏄)、みりん(50㏄)と醤油(50㏄)と砂糖(25g)を加えた醤油ダレで15分ほど落し蓋をして煮付けます
ふっくら煮えた油子の兜煮

あらママさんは何処を食べるの~と不満そうな顔をしていますが、ホッケや油子は頭が旨いのです
骨の周りの身も美味しいけれど、顔やヒレのコラーゲンたっぷりのプルプルした皮膚?が旨いのです
内臓は胃袋と卵は絶品でしたけれど、肝は臭みがあってイマイチでした
一夜干しはホッケに勝る美味しさで、写真を撮るの忘れてしまった
食欲の秋、、、食事制限が厳しいです
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