丸ごと1匹を購入して旬の秋鮭を楽しもう~アラを使った石狩汁とイクラの醤油漬け
2023/11/02
あらパパさんが若いころは頻繁に賄としていただけた秋鮭ですが、海洋環境の悪化が原因か、年々水揚げ高の少なくなってきた北海道の秋鮭
今では殆どいただくことがなくなってしまったので、食べたい時にはお店で切り身を購入して楽しむようになったのですが、今年は特に水揚げが少ないからか!?中国輸出の影響なのか!?は分からないけれど、ピンコ(サイズの小さい)の鮭までもがスーパーに陳列されているのです
小さな鮭(60㎝弱)は安いです
雌雄判定は全くしていないのかメスもいたりします
こういったときは、あらパパさんの経験が物を言う
サイズは小さく(やせ細っている)、見た目(婚姻色)は悪いけれど、旬の雌の鮭なら大なり小なり卵巣は入っているはずだ!
雌を見定め、迷わず購入です
案の定、小さ目ではあったけれど、キレイな卵巣が入ってました
重さは160g
お店でイクラのみを購入すると100g単価で約1000円もすることを考えると…
1000円で購入したピンコの秋鮭が如何にお得かということが分かっていただけるでしょう
秋鮭を捌ける技術があれば、塩焼き、チャンチャン焼き、ホイル焼き、フライなど色々と楽しめて、捌いたときに出るアラは石狩鍋、卵巣はイクラとしても楽しむことができるので、とてもお得感があります
昨日は、アラを使った石狩汁を楽しみ
卵巣は少しだけ軍艦巻きで嗜みました
美味し過ぎて我慢できず鮭の親子丼でも楽しんじゃいました
イクラは大好きな方なのですが、ここ数年で好みが変わってきたのか、浅漬けでは生臭さを感じるようになったので、残りのイクラはしっかり漬けるタイプで楽しみます
とは言え、塩分制限は無視できない
しっかり漬けるタイプの醤油ダレは甘目(といっても北海道浜育ちレベルの感じる甘目)に仕上げています
醤油8:みりん5:酒3を煮切ってダシ昆布を少々加え冷ましてから漬け込みます
(卵巣80gに対して醤油64g、みりん40g、酒24g)
1時間も漬け込んだら食べられますが、あらパパさんは丸一日じっくり漬け込まないと生臭くて沢山は食べられない
もう半分は味噌漬けにしてみました
昔々、羅臼の漁師からいただいた味噌漬けを思い出して…
本当は、晒しに卵巣を包み、たっぷりの味噌ダレで重石をして漬けるらしいんだけれど、今回の卵巣(片腹)は100gも無いので自家製味噌ダレに絡めて片面にキッチンペーパーを当ててラッピング!
即席で簡易的な味噌漬けですが試してみました
2日か3日くらい漬け込んで味と漬かり具合をみてから頂いてみることにします
いずれにしても、食べ過ぎは禁物ですね
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