漁師飯メニューに昆布を活かす!
昨日、久しぶりに実家(浜中町霧多布)へ行ってきました
そのついでに『昆布のことで相談にのってほしい』という幼馴染からの依頼もあったので、少しの時間ではあったけれど、いろいろと昆布の話しをしてきました
おぼろがけのプロでもあるおじさん(幼馴染の父)とも会えたので、おぼろがけに関する技やコツみたいなものを色々と教えてもらうことができました
漁師飯の大看板はウニとホッキ
浜中町の魚介類は、浜中町の環境と生き物たちの循環があるからこその美味しさであることを、カヌーガイドをしながらお伝えし、食材の物語を含めてすべてを味わっていただくのが魅力でもあります
そういった漁師飯に生活の主力でもある昆布を活したいと思っているのだけれど、如何せん使い方や食べ方のレパートリーが単調で、ダシをとるかおでんの具で食べてもらうしかできないというのが悩み
『昆布をどのように使ったり食べさせたりしたら活かせるか』
正直、あらパパさんはその相談に対して納得していただける答えをお伝えすることはできませんでした
帰りの道中(あらママさんが運転)に悶々と考えてはみたけれど、やはり昆布はその他の素材を活かす存在であるというのが結論として出てしまう…
そして、道東で産する昆布のその殆どは、加工品としての用途がメーンであるため、質より量という考え方もあり、その考え方が変わらなければ新たな発展や魅力を探ることはとても難しいと思う
今年の様に少しばかり価格がアップしただけで満足しているようでは、意識の改革も新たな製品化も加工も販売も流通も…難しいのです
周囲から馬鹿にされようが妬まれようが、自身のできることを続けていくことが今できる最大の行動です
・干場の整備(除草剤は使わない)
・旬の時期の昆布
・昆布干し体験
・食べる用のナガコンブ
・ダシ用のオニコンブ
・おぼろ用はネコアシコンブ
これだけでも、浜中町に繁茂する昆布の魅力と環境と循環を含めた物語を十分にお伝えすることはできます
でもね、あらパパさんは、道東で産する昆布(特にナガコンブ)を、何としても一般的に使ってもらえ、食べてもらえる昆布にしたいと日々試行錯誤を繰り返しています
それは、あらパパさんの昆布道の極みだと思っています
昨日お土産でいただいたネコアシコンブのおぼろ昆布
本日のランチに作った昆布ダシ入りの牛丼にトッピングしてみました
やはり牛丼のトッピングには、着色料たっぷりの紅ショウガが見た目も美味しさも一番ですねww
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