なまらウマいぞ北海道-こんぶログ

宗谷管内の挨拶回り(利尻礼文)

2016/04/09
こんぶの産地 0
 今週の初め、礼文島から利尻島へ初のフェリーで挨拶回りに行ってきました。
 初の乗り物で初の離島、そして初の人と出会う。
 か細くできているあらパパさんの神経は緊張で張りつめていました。


 約2時間、程よい揺れを感じながら礼文島へ到着。
 レンタカーの手続きをし、時間がまだ早かったので港周辺を浜回り。


 干場(カンバ)にいた浜の父さんに声をかけてみた。
 今年の繁茂状況はまぁまぁだなと、にこやかに答えてくれた。
 船揚げ場の昆布は採取される品質のものではないかもしれませんが、水こんぶ(1年目)の生長や、場所によっては成こんぶ(2年目)の生長も見られて、あらパパさんのテンションも上がってきました。その勢いで香深漁協の挨拶回りへ!!



 漁協の参事から『アポイントメント』もとらないで勝手に来るとは…と、冗談半分で喝を入れられる同行したO職員。
 しかしながら、ここでのお話しは楽しかった^^
 か細くできているあらパパさんの神経も和んできた。
 そして、車で20分ほどで船泊漁協へ。
 挨拶を済ませ、時間をみると11時…時間が余った。
 とりあえず、スコトン岬を観光。スコトン岬からトド島までの間に良いリシリコンブが繁茂しているのだということを聞いたので、昆布採取時期にはぜひとも浜回りで来てみたい。そして、岬の先端にある宿にも泊まってみたいと思った

 フェリーの上船まで時間を持て余すも…礼文島を後にし利尻へ。


 利尻富士は、見る角度や見る場所によって、様々な顔を見せてくれますが、何処から見ても存在感が大きい。
 フェリーから観る利尻島と利尻富士。壮大です。


 利尻へ到着。
 フェリー乗り場から比較的近いところにある旅館雪国へ1泊。


 当然、オーシャンビューです。


 夕飯はホタテとタコのバター鉄板焼き、ホッケの煮つけ、ホタテとツブとタコの刺身、毛ガニ、チキンカツ、モズク、香物、そして生ビール付。

 とっても美味しく驚いたのは、モズク。
 普段食べている養殖もののモズクとは歯ごたえや香りが違う。
 最高です、地物の天然モズク。市場にはなかなか出回らないと聞きましたが、稚内では売ってるようなのでさっそく購入し楽しみたいと思います。

 翌日、利尻漁協本所と、沓形、仙法志、鬼脇の各支所を挨拶回りし、実際に巡回する浜もあちこと案内してもらい時間をつぶすも…時間が余る…。この時期のフェリーは出航本数も少ないので仕方がない。なので、観光を…。
 白い恋人の丘です。


 白い恋人のパッケージに描かれている風景はスイスの山々ではなく、利尻富士なんですよ^^ご存知でしたか^^v

 残念ながら天気が悪く、利尻富士が全く見えなかったのでまた次の機会に期待をし、冷えた身体を温めるため美味しいと聞いていた仙法志にある鍋焼うどんを食べに行く。


 早い時間に行かなければ混むよ!!と情報をいただいていたので、11時半に行ってみた。


 入店はできましたが、すでに混み混み。
 お店はお母さんお二人で切り盛りしているようです。
 あちこちに貼られている『全てセルフ』ですの貼り紙が気になりつつも、お水をセルフで持ってくる。

 注文した鍋焼うどんが…『できましたよ~』の一声。
 カウンターに置かれた鍋焼うどん…。『全てセルフです』


 アツアツの鍋焼うどんは卵入りで注文しました。
 しっかりおダシのきいたおふくろの味。利尻昆布のダシも使われれているのですかね、昔ながらのお出汁のきいた懐かしい美味しさに身体も心から温まる。
 冬場限定。4月いっぱいだそうです。ご馳走様でした。
 食べ終わったらみなさん後片付け。『全てセルフです』

 話は変わりますが、リシリコンブって正直なところあらパパさんにとっては、仕事面でも食材としても、まだまだ未知の昆布なのですが、浜回りをしていて、この時期に拾われているまだまだ青く薄いリシリコンブを食べるチャンスがありました。
 これまでこの時期の様々な種類の昆布を食べてきましたが、薄く塩辛く風味もそこそこの昆布がほとんどだったような気がします。だけどね、リシリコンブは薄くても塩辛くてもリシリコンブのうま味と風味がしっかししていて、流石のあらパパさんも一口食べて驚きました。


 旨い!! 
 こんなに旨いの!?リシリコンブは別格なのか? 

 これからいろいろな地区のリシリコンブや品質をみられる環境にワクワク感が増大してきました。
 か細くできているあらパパさんの神経も少しずつ図太くなってきたような気がします。^^v

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