宗谷管内漁協の挨拶回り(稚内・宗谷・猿払・枝幸)

 いよいよ新年度が始まりました。
 4月1日、最初の仕事は挨拶回り。
 O職員の案内で関係漁協を挨拶回りしてきました。
 長い長い道のりの景色には砂浜あり、磯場あり、湿地あり、河川あり、どことなく故郷を思い出させる風景とか、長くお世話になった羅臼や日高を思い出させるような風景もあちこちにみられて、初めて来た土地とは思えないほど。
 各漁協への挨拶回りも、心配(どこの馬の骨ともわからん奴が来たってどうするんだと言われるかと思ってた)とは裏腹に、皆様からは気持ちよく受け入れていただけたことに安心。嬉しかったです。
 残念ながら枝幸漁協では来客中のためお会いすることが出来ませんでしたが、後日の組合長会で改めてご挨拶を申し上げたいと思います。

 そんな挨拶回りの中で、猿払漁協での一コマ。
 『利尻昆布の生産者が2件と少ない漁協ですが、とても熱心な生産者がいるんだぞ』の話から始まり、副組合長、専務、参事、担当職員との間で様々な話で盛り上がりました。
 どの内容も確実に仕事を逸脱したものであったが、専務さん曰く、名刺交換するだけの関係など全く役に立たない! 要は人と人のつながりの強さが大事なんだ!
 仕事以外でもいろんなことでつながることで関係性も強まるんだよ!!…と。
 あらパパさんのこれまでの人生を振り返り、全くその通りだと思った。

 それでね、出身地の話をすると『浜中町霧多布だったらうちにもいるぞ』と参事を呼んだ。同じ故郷出身の方がいると聞いた瞬間は鳥肌モノでした。参事といろいろとお話しすると、同じ浜中町でも霧多布ではなく後静出身の方でした。世の中は狭いですね^^
 釣りの話では、『イトウの聖地』ということもあり猿払は若いころからのあこがれの土地だったということと、今は釣りよりも写真を撮りたいと伝えると、担当者の方から、イトウの産卵場所や時期なども教えていただいたり、釣りも好きだし魚を捌くのも得意なんですなんて話をすると、副組合長の釣り船には芸能人がわんさか来るんだぞ!と釣りたての魚を捌いて食べて酒を飲んでと、飲み食いの話でも盛り上がった。
 最強に盛り上がった話はカラオケ。
 副組合長、実は歌手なんです。
 芸名は『北海二郎』。
 ユーチューブでもいろいろと出てますしCDも発売してますし、衣装は美川健一よりも高いとのこと^^v

 もしかすると、昆布の検査以外でもちょくちょくお邪魔してしまいそうな予感がしてます。

投稿の許可は北海次郎さまよりいただいております。
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