なまらウマいぞ北海道-こんぶログ

赤葉と枯葉の程度の解釈は、6つの言葉を使う日本語と地域の特性に大きく関与されている

2024/01/09
こんぶの産地 0
先日、とある昆布取扱い業者さんから次のような質問が入りました

『○○昆布の加工用1等(検査合格品)への枯れた葉の混入範囲について教えてください』


先ず、検査合格品の規格は『北海道こんぶ製品規格』に則り検査が行われておりますので、加工用昆布の規格をご覧ください
加工用規格

加工用には三つの規格が設けられております

そして、御社が今回ご質問されている○○昆布の加工用1等は『北海道こんぶ製品規格の7加工用こんぶ(1)荒葉、傷葉、赤葉及び枯葉を原料とするもの』に則られ検査されている製品になります

ここでご覧いただきたい項目は、(1)の規格にある1等に関する品質の欄です

・荒葉のもの、傷葉のもの、及び赤葉の良好なもの

この様に書かれておりますので、枯葉=枯れた葉の混入はあってはならい製品になります
また、赤葉も良好なものとなっているので、普通以下の赤葉の混入はあってはならないことになります

さて、ここでいう枯葉とはどういったものなのか?
また、赤葉の良好なものとはどういったものなのか?

とりあえず赤葉と枯葉の定義には
akahakizuha.jpg

色の見方は個々人それぞれに見解が違いますし、物差しで測れるようなことではないのでとても難しいです(汗
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ましてや、6つの言葉(ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字・絵文字・空気の読み)を使う日本人の性質と、地域の特性が大きく関与することで、赤葉と枯葉の考え方や見方が、長い年月をかけてそれぞれに全く違うものになっていますから、流通している種類ごとの製品の品質(赤葉・枯葉)は統一されていないと思います

実際、あらパパさんは昆布検査員時代、根室・羅臼・日高・宗谷・離島(利尻礼文)の現場で昆布製品の品質に30年間関わってきました
そこで生産されていた加工用1等(ナガ・エナガ・ミツイシ・リシリ)の全ての製品は、上記の規格に則りあらパパさん自ら指導し検査をしてきましたが、枯葉や赤葉に関する見方や考え方には種類や地域ごとに違いがあり、品質に限らず、色沢・形態・乾燥度・夾雑物までもが見方や考え方に違いがあったのです

品質検査のプロであっても地域ごとの規格の解釈に頭の切り替えが必要でしたから、北海道の各地で生産されている加工用昆布を取り扱っている昆布の取扱い業者さんにとっては疑問を抱くのは当然のことだと思います



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検査員時代では詳細についてお答えすることのできなかった事案であっても、現在は立場がフリーなので詳細をお伝えすることは可能です

昆布製品に関する疑問がありましたらお気軽にお声掛けください

お待ちしております




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昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質面でのこだわりや管理
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