冬支度

 平成27年度の日高管内昆布検査、第4回目が明日から行われる。
 今年の昆布状況はどうでしたか?

・時化ばっかりでなんも採れね~(確かに日数は少なかったね)
・イイ昆布も採れね~(確かに実入りは良いけど…品質は…)
・等級も悪いし…(確かに検査実績”だけ”をみるとそうだけど…)
・昨年に比べたら半分もない(…そうかな!?そんなことはないべさ)

 まぁ~ 毎年の事だけど、漁業者の言葉から『今年はいいよ~』ということはまずない。
 あってもないというし、良くても悪いというし。
 いろいろと事情があって出荷できないのはわかるけど…。
 騙されたフリするのも疲れる…顔はこわばるし…真剣に聞くのもアホくさくなる…。
 だけどこれもまた、あらパパさんの大事な仕事なんだべね^^;

 とりあえずさ、採った昆布は少ないかもしれないけど、春から夏、秋に拾った昆布は殆ど手つかずで倉庫に入ってるでしょ^^v
 年内の予定(冬支度)もあるかと思うので、年明けの出荷!期待してます。


 あらパパさんも、いろいろな冬支度で休日は忙しい。
 自家製の熟成塩蔵鮭『山漬け』も9日間かけて作りました。


 数百円のブナ鮭が数千円の熟成塩蔵鮭『山漬け』になる。
 鮭の食べ方を知ってるのと知らないのとでは、お得感やら幸福感に差がでます。
 一般家庭でも水抜きのできるクーラーボックスと重石と粗塩さえあれば、たった1本の鮭でも簡単に作り上げることができますよ。
 
 熟成した旨味のある塩蔵鮭は白飯がとまらない。
 お茶漬けも捨てがたい、おにぎりなら何個でも食える。


 ちなみに、浦河町の大自然の中でも、さまざまな野生動物が冬支度を始めている。
 厳しい冬を乗り越えるために冬毛をまとったキタキツネ。


 
 食べ物を求め南下してきたオオワシ。
 遡上し息絶えた鮭が今のところはご馳走のようです。
 さらに寒さ厳しくなる年明けには、道東の方へ旅立ちます。

 
 森の賢者、エゾフクロウも、今年の営巣を終えました。
 昼間は眠そうなエゾフクロウですが、夜になると小動物を捕食し冬を越すための脂肪を蓄える。
 丸呑みできるサイズの野ネズミがお好みのようです。


 あらパパさんの冬支度、後は飯鮓づくりだな~。



 ちなみに、こういった野生動物の撮影や観察には最低限のルールがあるそうです。
 森林や公園などでアニマルウオッチングをするときは、『遠目から驚かさず』が基本。
 地域の野鳥の会メンバーらが、あちこちの森林をパトロールしてるのでマナー(勝手に決めた人間目線のマナーかもしれないけど)が悪いとドヤサレたりしますよ~。
 
 個々人それぞれに考え方がありますから、何(誰)が正しく何(誰)が間違ってるかということはありませんし、あらパパさんも他人に対して『こうしなさい』『こうしてはいけません』ということは面と向かって言いません。
 しかし野生動物のささやきに耳を傾けるとおのずと答えは(個々人によって答えも様々です)出てくるものです。
 最低限のルール(勝手に決めた人間目線のルールかもしれないけど)、守りたいですね^^
 

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