自然の恵み
先進国の中でも食料自給率が低いと言われている日本。
輸入に頼りきってるから?なのか??
食料自給率の低い飽食時代と言われる現代ですが、これらについて、いろいろな考え方や思いが人それぞれあるかと思います。
なので、この事についてのあらパパさんの考え方を懇々と話するつもりは毛頭ありませんが、あらパパさんが今年の春から秋までに自然の中から頂いた恵み(自分でとった旬の食べ物)をご紹介したいと思います。
自然の恵み(あらパパさん流の定義)とは『1年以上、人口の手を加えていない』だろう動植物と、自ら取った(または知り合いが取ったものをいただいた)動植物のみで、購入していない(漁師など生業として取ったものを貰うことも除外)という区切りで楽しんでみました。^^v
今年も残り3ヶ月を過ぎたところですが、この先、自ら取るであろう動植物が、先ほど取ってきたムキタケが最後だと思うので、本日のブログで今年食べてきた『旬の自然の恵みを』紹介することにした。
先ずは、自らとって(知り合いがとった)食べてきた旬の動植物を順に羅列してみます。
チカ・ワカサギ・エゾシカ・フキノトウ・ニラ・エゾエンゴサク・キバナノアマナ・カタクリ・ギョウジャニンニク・葉ワサビ・ホースラディッシュ・ミツイシコンブ・マコンブ・フノリ・ギンナンソウ・マツモ・イワノリ・磯ツブ・岩カキ・ヨモギ・ツクシ・フキ・ハンゴンソウ・コゴミ・エゾノリュウキュウキンカ・エゾネギ・イタドリ・タラの芽・ヒグマ・コジャク・ヨブスマソウ・ワラビ・ウド・ミツバ・アカツメクサ・ツユクサ・イワナ・ヤマメ・ニジマス・青山椒・葉山椒・ミント・青シソ・赤シソ・ハコベ・サンチュ・クワの実・クマ笹の実・コブシの花・コブシの樹皮・ウバユリの根・セリ・野イチゴ・グスベリー・ルバーブ・ジュンサイ・オオバコ・キイチゴ・クワの葉・ヘビイチゴ・クロソイ・シマソイ・エゾメバル・エゾイソアイナメ・ハマナス・イチイ・マタタビ・サルナシ・スモモ・ナシ・ハナイグチ・シロヌメリイグチ・ナラタケ・蜂の子・花山椒・イノシシ・シソの実・オニクルミ・ヤマブドウ・ムカゴ・クリ・ヌメリスギダケモドキ・ムキタケ。
数え方に間違いなければ83食材。
そして、今年初めて食べたものとか、食べたけど不味かったものとか、興味本位でほんの少しだけ味わってみたものとかを太字にしてみました。
ヒグマは浦河町の猟師(生業ではない)が浦河町の山の中で取ったものを分けていただいた代物。子供のころから愛読した『銀牙 流れ星 銀』などの影響もあり『熊肉=臭くて食えない』という概念が一掃されるほど癖のない肉でした。
アカツメクサとツユクサは、自宅の裏庭に生えていたものが美味しそうに見えたので、茹でておひたしで食べてみたところ、アカツメクサは固くて不味く、ツユクサはクセもなく柔らかなので普通に食べられる野草でした。
サンチュは、3年前に苗をいただき植えたものが、毎年勝手に種を落とし春になると勝手に生えてくるので、夏のBBQには重宝するようになった。食べきれないほど生えてくる。
クマ笹の実は、今年の浦河(日高方面全域?)ではクマ笹に花が咲いて実がなった。山に生えている全てと言って良いほどのクマ笹が真茶々になり枯れた。
40年に一度の事とかいろいろと言われてましたので、実った笹の実を摘まんで食べてみました。まだまだ種子になってなかったので、白いミルクのような状態のものを何粒か摘まんで吸ってみた。
美味しいも不味いもなかったですが、あらパパさんの身体の一部に溶け込んだようで気分が良かった^^v
コブシの花と樹皮、そしてウバユリの根は、以前紹介したアイヌの方々からごちそうしていただいたもの。
爽やかな香りがよいコブシティーやデンプン質をしっかり感じられるユリの根はとても美味しかった。
蜂の子は、ファミリーパークあら井に作られたモンスズメバチの巣を駆除した際に散乱した巣の破片の内部に蠢く幼虫を見つけた。
食べられる蜂の種類なのかどうかはわからないが、パクッと口の中に放り込み味わってみた。とってもクリーミーで甘く美味しいと思った。
この他の食材はどのように食べたものなのか?あらパパさんのいう自然の恵みの定義に合ってるものなのかどうか気になる食材がありましたらコメントにてご質問ください。
ちなみに、今朝取ってきたムキタケは市販のエノキダケを少々混ぜて自家製ナメタケを作りました。
ってかさぁ~
ナメタケは自家製が美味い~。お勧めします。
市販のエノキダケやシメジ、マイタケでも十分美味しく食べられるけど、天然のキノコ(ハナイグチ類とボリボリとムキタケしか味わってないけど)で作るそれは格別に美味い!!
なので作り方を紹介します。超簡単です。
先ず、市販のエノキダケ(大袋=安売りで98円)の石づき部分を結構ギリギリ目に(勿体ないので)取り除くと約150㌘あるはずです。
そのエノキダケを3等分にし、根元はほぐしながら汚い部分を取り除く。
そして、適当な大きさの鍋に、醤油大匙3・本みりん大匙3・酢小匙1・細切り昆布を少々入れ(あらパパさんはガゴメ昆布の細切りを使用)キノコを入れる。
中火で混ぜながら煮込む、汁気が少なくなってきたら極弱火でさらに煮詰め、つまみ食いして美味しい味になったら出来上がり(目安は若干汁気が残る程度)。
適当なタッパーに入れて冷めてから冷蔵庫に保存。
取り出すときは清潔な箸を使ってください。
あつあつ炊き立てのご飯に乗せて食べる。うまい!!
冷蔵保管で数日は日持ちしますが美味しすぎて数日も残ることがありません。
※取ってきた天然のキノコの場合は、軽く茹でて木くずや土などを処理したものを150㌘前後と上記調味料の比率で作っています。
激ウマです。
自然から頂いた旬の恵みだけでもかなりの食材を楽しむことが出来る。
北海道という寒冷地でも春から夏、秋にかけて地元で作った野菜類が旬のものであれば安く売られている。魚介類だってそう。
美味しさは野菜も魚介類も昆布も『旬』が一番おいしい。
真冬に真夏の野菜なんか食べる必要はないし、魚介類だって地元で獲れるものだけでも十分楽しめる。
実際、旬のもを旬の時期に食べるということだけでも、一生懸命食べないと冷蔵庫内は一杯になってしまうしね…。
お宅の冷凍庫内…ゴミのストッカー化してませんか?
『勿体ないから取って置く』そんなこと言ってると、冷凍庫内で脂ヤケしたトキシラズほど勿体ないものはないですよ。
旬のものは旬のうちに食べる。
生きてる動植物は生きてるうちに食べる。
安いからといい大量買いしない。
たくさん取って大量の保存食は作らない。
あらパパさんちの冷凍庫は、できる限りスカスカ状態をち、将来は大型冷凍庫(ストッカー)の必要ない生活を目指します。