起床4時半
日高管内の昆布漁、今年は天候に左右され出漁日数が伸びない。
7月末までに採取できた地区は、日高管内の富浜から目黒までの27浜で16浜。延べ日数で36回、昨年同期の192回と比べると2割と満たない出漁回数だ。
ちなみに、記録する大減産と言われた一昨年の63回と比べても6割ほどの出漁回数となる。
とはいうものの、気ばかり焦ってのことか海難事故も例年になく多い。安全操業に心がけていただきたい。
本日8月3日、初出漁の様似町鵜苫地区。
早朝4時半に、鵜苫出身のO職員から電話が入る。
今日、出ますよ! 5時に旗揚げます(出漁の合図)。
鵜苫地区は繁茂箇所が部分的だったことから、初日は全船が塩釜に集結すると予測。良い写真が撮れるかもしれない、そんな思いから出漁初日の連絡をお願いしていた。
早速に飛び起きカメラ片手に現場へ直行。
ブログへの掲載に必要なので1枚は載せるが…。
言い訳だらけの写真に朝からゲンナリ。
良い写真が撮れてなかった…。
予想とは裏腹に全船終結してなかった。
早い時間帯の光の加減、思った以上のくもり空。
構図も思い描いていたのとは全然違う…。
言い訳だらけの写真…腕の未熟さを感じた。
手前の12隻が塩釜で採取中の鵜苫の昆布船。
奥に見える2隻が親子岩前で採取中の様似の昆布船。
背景の岩山は手前左が塩釜、右が親子岩、中央がエンルム、左奥がアポイ山麓。
昆布の生育状況は悪くないので、8月の天候回復と出漁回数の伸びに期待したい。
朝早くの起床と準備、数時間にも及ぶ昆布採取、炎天下の中の昆布干しと前日採取の日入れ作業、乾燥後の後片付け。
毎度のことながら、頭の下がる思いです。
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