イズシ作り -2014- 季節はずれのイズシ

 あらパパの仕事は昆布の検査員
 漁家を一戸一戸巡回し検査をするのが一番大事な仕事ではあるのですが、昆布の様々な情報収集も大事な仕事の一つです。
 今年の繁茂状況は… 
 拾い昆布は寄ってるかい…
 品質はどうだべね… 
 後継はいるの!?… 
 嫁姑の問題…
 大変だね~
 今日は暖かいね~
 そろそろ山菜…
 どの辺に…
 とまぁ~途中の休憩場で雑談的に昆布に関係のないことまで色々と話を(あらパパは関係ない話のほうが多いかもしれない^^;)するのですが、漁業者とのコミュニケーションも大事ですからね~。

 そんな休憩中…浜の母ちゃんが作った季節はずれのイズシが出てきました。
 サケとサメガレイと小さなナメタガレイの3種。
 
 なまらウマイ。
 
 思わず仕事中ではあるが日本酒をキュッと飲みたくなるほどの美味しさだったので、浜の母ちゃんへ聞いてみた。

 あらパパ:このイズシは年明けてから仕込んだんですか!?
 浜のかあちゃん:いいえ
 あらパパ:このイズシは冷凍保存してたのですか!?
 浜の母ちゃん:いいえ
 あらパパ:えっ(゜д゜) じゃ~ いつ仕込んだの!?
 浜の母ちゃん:私は11月の中旬に何樽もいっぺんに仕込むの
 あらパパ:えっ えっ えっ!? 
 あらパパ:じゃ~このイズシは約4ヶ月間も…
 浜のかあちゃん:そうですよ^^
 浜のかあちゃん:重石(かなり重たい)をしてそのままです
 

 再発見でした。
 そんなに漬け込んでても大丈夫なんですね。
 鮒寿司とかのことを考えるとさほど珍しいことでもないのかもしれませんが、思ったより酸味もキツくないし、強烈な発酵臭もしてないし、それよりも何よりも激ウマ。最高です。
 温度管理なんかも大事なのでしょうか!?
 色々と聞きたかったのですが、仕事中なのでとりあえず一言。
 
 今年の11月、習いに来ます(^-^)/


こんぶログ~イズシの記録
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伝統料理の記録