利きカップヌードゥル
こんなことをすること自体、あらパパさんの価値観としてはとても阿呆臭い事なのですが、身を滅ぼす覚せい剤と同等の、精製された『うま味成分』を大量に使った食品や加工品には、戦後の食糧危機の時代でさえ守られ続けてきた『昆布のうま味』では、現代人の舌と身体の欲望には到底〝適わない〟〝太刀打ちできない〟ということを認めざる負えなくなった。惨敗です。
どのような料理にも昆布水を勧めるあらパパさんは、料理をしない(したくない・できない)独身や単身者へ、普段からお世話になってるカップ麺に入れると、いつもとは違う美味しさがあります! な~んて紹介するクセに、正直なところ一度も試したことがなかったのでした。
なので、日清のスープヌードゥルを二つ用意し、お湯と昆布ダシを入れたもので味比べをしてみることにしました。
あらママさんの見ていないところで湯を注ぎ、昆布ダシを注いだ方には、JASマークの横にちょっとだけ黒のマジックで印をつけた。
3分後、良~く混ぜ混ぜしてからあらママさんへ味比べをお願いした。どちらから味見するかの指示は一切なし。
たまたま、お湯を入れた通常のカップ麺の方から味わった。
ふーふーふーふー。ズズズズーーー。ふむふむ。
お次は昆布ダシが戦いを挑んだカップ麺を…。
ふーふーふーふー。ズズッ!! あっ こっちだ!!
一瞬でした。
瞬時に分かるほど、歴然に味の差があったようです。
あらパパさんも味わってみた。
あの独特な、舌横にキンキンと響くうま味調味料の味があることはあるのだけれど、しっかりとした天然のうま味が、味全体を底上げし、包み込むようなまろやかさも感じられた。
現代人の舌と身体には、なかなか通用しない天然の『うま味』でしたが、精製され造られた『うま味』には、そう簡単に負けない自信もつきました。
昆布の力はやっぱりスゲーなーと、改めて感じました。
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