『とろろ昆布』と『おぼろ昆布』

 
商品化されたとろろ昆布のイメージが強いでしょうね^^
 
商品化されたとろろ昆布の原料は
適度に粘りのある昆布の他に
旨みの強い昆布風味のある昆布を混ぜて
各社オリジナルのとろろ昆布を作っているようです

 
各社オリジナルのブレンドされた昆布を酢酸に漬け
機械でプレスされたブロック状の昆布の側面を機械で
薄く削り取ると年輪みたいな模様があらわれた
とろろ昆布が出来上がります

 


おぼろ昆布の原料も 適度に粘りのある昆布なんですが
適度に酢酸で湿りをとった昆布の表面を
専用の刃で一枚一枚丁寧に手で薄く削りとっています
道南のマコンブや道東のネコアシコンブが一般的な主原料のようです
 
あらパパにとって『おぼろ昆布』は 祖母の味
子供の頃は どこの漁家でも自家製のおぼろ昆布を作っていました
削り取ると同時に つまみ食いしたことを思い出します
 
口に入れるとフワフワした食感と トロトロした食感
そして 口の中に広がる甘さと同時に優しい昆布の風味が・・・

 
おぼろ昆布は一般的に売ってませんが とっても美味しいです
価格は少々高価ですが 原材料は昆布と酢のみで仕上げてますし
全て職人が仕上げた商品!
あらパパもいつかは伝承されたいと思ってます
 


 
美味しい とろろ昆布の選び方
原材料の昆布の種類が明記されているもの及び北海道産の昆布であること
単に『昆布』という表示は・・・実に怪しい^^
全く粘りのない昆布を主原料として作ったとろろ昆布には増粘多糖類を使用してます・・・
このような商品は かなり安いですが マズイです  
 
ホンモノの美味しい昆布を味わってください  うまいゼ^^v
 


出汁を使い手間暇かけて料理することは日本の食文化の一つ!
自宅で料理をする若年層が増えたと言われる中
手軽な調味料ではなく 
昆布や鰹節といった本物の美味しさと料理方法を伝え広めたいと
あらパパは思う!!
 
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