コマイ(カンカイ)のルイベ
ルイベとは
アイヌ語で 溶ける(ル) 食べ物(イベ)という意味があるそうです
ルイベは北海道の鮭鱒を使った郷土料理で
生の鮭を凍らせ 凍った状態で薄くスライスし お刺身として食べる
口に入れた瞬間 とろ~っと溶け出し 魚の旨みが口いっぱいに広がる
生のお刺身には無い 独特な美味しさがあります
そんな北海道の郷土料理であるルイベの原型は
凍結と乾燥を繰り返した干物のような状態の食品だったようです
しかも 原料の魚は 鮭ではなく『コマイ』
・・・ということで
昨日いただいた『コマイ』をルイベ用に仕込んでみました^^v
① 三枚におろしハラス部分を削ぎとり皮を剥がします(塩を軽く振る)
② フィレ状態の身をきれいに洗い昆布〆に
(余分な水分はペーパーで吸い取る)
③ 30分程度昆布〆したフィレを1本1本重ならないよう真空パック
④ 1日以上凍結したものを解凍せず薄くスライス(削ぎとる感じ)
口に含んだ瞬間 体温で溶け出すルイベ
噛むと同時に魚の風味と旨みが口の中イッパイに広がり
トロトローーっと あっという間になくなる・・・ ん~~マイっ!!
これに熱燗でもあると最高なんですが・・・禁酒中なので^^;
今日のところは コマイっ子の軍艦巻きで我慢します^^
出汁を使い手間暇かけて料理することは日本の食文化の一つ!
自宅で料理をする若年層が増えたと言われる中
手軽な調味料ではなく
手軽な調味料ではなく
昆布や鰹節といった本物の美味しさと料理方法を伝え広めたいと
あらパパは思う!!
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