国際電話
2017/01/19
国際電話といっても、あらパパさんがかけたわけじゃありません。
以前、あらパパさんへお問い合わせ頂いた方と、昨晩やっとのことでお話しをすることが出来たのでした。
11月に掲載したリシリコンブのテイストした記事をご覧になったこの方から、次のようなFBメールが届きました。
あらぱぱさん、こんにちわ!
ドイツ在住の○○です。
あらパパさんの昆布の記事、いつも與味ぶかく読んでおります。
海外在住30年、翻訳業のかたわら、「日本の天然調味料&海外で作る美味しい和食」をテーマにした仕事をしています。
その中でも野菜料理が中心なので、昆布出汁が家でも、ドイツ人向けの料理コースでも料理の基本となります。
今まで15年間程、南茅部の天然真昆布二年ものを漁協さんから2-3年に一回、15kg単位で購入して使ってきました。一部は料理コースで、ドイツ人の方にもお分けしています。
今まで、築地や京都の市場、御問屋、あるいは敦賀の○井○○堂さん等を訪ねて、話を聞いたのですが、どうも味や品質の違い、用途別の選択肢等、自分の関心事をクリアにすることが出来ませんでした。
それで、あらパパさんの今回のテースティングの投稿を見て、一度是非直接ご連絡、お電話させてもらえればと思い立ちました。
よければ、あらパパさんのTELを教えて下さい。こちらからお電話したいと思います。
料理の基本、特に和食に欠かせないのはダシ。
そのダシの中でも昆布は絶対に欠かせない食材。
日本での昆布の生産量が減産傾向になる理由。
昆布の販売流通方法。
昆布の他販売。
日本国内での昆布の需要。
日本人とドイツ人の和食(ダシ)に対する意識や興味。
漁業者の昆布に対する情熱は『商材か食材か』。
昆布の産地や採取時期。
昆布の種類やうま味。
昆布の使い方や食べ方などの詳しい本。
作り手、作り方、環境、その製品の細部を知るからこその安心。
原発の汚染状況などなど。
ドイツに住まれる方と電話でお話しするのも初めてでしたし、2時間くらいの長電話をするのも初めての事。
電話代以上に、昆布の様々なことをあらパパさんから聞けることに価値を見出してくれたことなのだと思った。うれしい、超うれしい。
そして、今年は昆布の生産地を見てみたいということもあり、北海道へいらっしゃる予定をされているそうです。その時は是非、宗谷管内のリシリコンブをご覧いただきたい。そして、タイミングを合わせてご案内したいと思います。
そのときは、電話では伝えきれない昆布いろいろを現物にてお伝えしたいと思います。今からとても楽しみです。
ちなみに、以前(5年ほど前)一般消費者用に作った 『北海道のおいしい昆布』も何かのお役にたてればと思いましたのでご紹介します。ダウンロードされてご使用ください。
※一部改正したい部分もあります。リシリコンブの繊維についてです。
毎日毎日、何のために出勤しているのかという鬱憤も、今回の電話で満たされた自己重要感が一掃してくれました。
これでしばらくは、満たされた自己重要感を使って日々を過ごせるのかもしれません。
が…。来週はどうしようかな??