焙煎昆布の味比べ -第二弾-

 今回入手できた良質な浜中産のネコアシコンブを、あらパパさんの推奨する自家焙煎で楽しんでみました。

 もともと、他のこんぶにない独特な風味をもつネコアシコンブなので、少々期待をしながらの焙煎でしたが、以前の実験で分かった『粘りのある昆布』の場合は、焙煎するときに粘々成分が出てきて引っ付いてしまう現象があったので、粘り成分の多いネコアシコンブも、そうなってしまうのではないかと思いつつも…煎り煎り。
 なんのなんの、粘るどころかパラパラと焙煎しやすい。 しかも、実の厚さが程良いからか、プックリと膨らみ見るからに美味しそうなのです。 そのまま味見してみたところ、焙煎塩梅も良いからか口当たりもサックサクで、少々苦味は強いようですが悪くない美味しさでした。
 ということで早速に煎じてみて、焙煎在庫してあったミツイシコンブとリシリコンブと味比べもしてみました。
 北海道でも故郷の道東にしか生息していない、値あるネコアシコンブに贔屓目があるのかもしれないですが、あらパパさんは思わず『ネコアシコンブが一番ウメ~』とつぶやいた。 すると部下君も、『やっぱりそうですよね、僕もネコアシコンブが一番おいしいと思いました』と感想が一致した。

 そうなると、さらに色々と比べてみたくなるのがあらパパさんの性質。昆布コレクションからナガコンブとラウスコンブとマコンブもチョイス。それぞれに焙煎し、煎じて味見してみることにしました。


 実の厚いもの薄いもの、天然と養殖、粘りの強弱、白粉の出てるものと出ていないもの。
 人の仕事も昆布の焙煎も、それぞれの持ち味はあるのだけれど、向き不向きもあるのだな~と、愛用しているピンクのフライパンを揺すりながら考えちゃったりしちゃいました^^



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