食べる昆布
あらパパさんの仕事は昆布の品質を検査する人。
昆布の品質を検査することは、あらパパさんの職場では『できて当たり前』のことです。『できて当たり前』のことですが、やはり向き不向きはあるようです。
他人とふれあうことを得意とする職員もいれば、苦手な職員もいますし、現場で体を動かすことが好きな職員もいれば、事務所で事務処理している方が好きな職員もいます。
何が言いたいかというと、向き不向きのある職員を一緒くたに考え一通り何かをやらせたところで、何も上手くいかないのと同じように、昆布だって向き不向きがあるのだから、ダシに向いている昆布はダシガラよりもダシ、食べるに向いている昆布はダシよりもダシガラが良い仕事をしてくれるのです。得意な部分を伸ばしてあげたいですね。
先日のブロ友YUBAさんの昆布水記事に、お礼という名の賄賂を贈ることになったのですが、昆布水用に天然リシリコンブ、煮物やおでん、鍋なんかの具に天然ナガコンブを、これまでとこれからの昆布生活の足しにしてもらいたいと思い明日送る予定。Amazonの空き箱を使用し、Arachinからの発送です。
蓋を開けると、上段の見た目の良い天然リシリコンブは昨年の稚内産です。各地の天然リシリコンブと比べ、塩分は少々多いダシになりますが風味はありますしダシも濁りませんのでご安心してお使いください。
下段の袋に入った見た目がシワシワでヒョロヒョロの天然ナガコンブは、5年ほど前の根室産(たぶん落石おちいし)です。新しいものより数年寝かせたものの方が、繊維も柔らかくなり美味しく煮あがります。子のう斑の多い元部分ではなく葉部分なので、緑色に濁ることもないのでご安心してお使いください。
水に浸すと直ぐに柔らかくなりますが、20分から30分じっくりと水戻ししてから結んだり切り分けたりして、煮物やおでん、鍋などの具にしてください。煮こむ時間が比較的短くとも柔らかくなりますが、長く煮込んでも煮崩れし難くトロトロに柔らかくなります。お好みの味付けで召し上がってくださいね^^v
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