本年度2回目の水昆布検査
先月に引き続き、稚内漁協2回目の水昆布検査を本日行いました。
件数的には先月と変わらない30件前後。
現在も採取は続いているのですが、昆布の生長が良いものは極力、干場(かんば)に並べて干しあげているので、黒く艶やかに干しあがっている製品も多く、『水昆布』として出荷するのは惜しいくらいのものが少なくはありませんでした。
あらパパさん、お金に余裕がないわけじゃないのですが、もう少し余裕があれば目印をつけて、先取り購入したいと思ったくらい…。あ~勿体ない。
とはいえ、漁業者にしてみれば、成昆布の3等も水昆布の3等も、価格はそれほど変わらないし、入札なので数量とか品物とか時期によっても価格は上下するので、早くお金にしたいという思いの方が強いんだろうね。
父さん、勿体なくね~か!?と聞くと
いいんだ!いいんだ!! もってってけれ~
気前がいいんだか何だかわかんねぇ~けど、これだから〝等級毎の品物にも大きな差が出てしまう〟んだよなぁ~と思った。
水昆布として購入した業者さんは、『こんな良い昆布!水じゃね~よ!!』と困るのか、『やったぜ!!なまら綺麗な走り昆布だぜ!!儲かった!!』と喜ぶのか…。
それとも、当たり前の水3等を見て、『なんだか悪い昆布が届いたんだけど!』とクレームをつけてくるのか!?
昆布の規格や選別に関してを問い合わせする前に、『昆布の規格と選別の仕組み』を今一度ご覧ください。
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