一藻七草粥(イチソウナナソウガユ)
1月7日は七草粥を食べる日
昨年、大きな病気になってしまったあらパパさん
無病息災を願っていただきました
作り方は例年どおり
ダシ用昆布(今回はリシリコンブ)でダシをとり、お米を炊いて七草とダシガラ昆布を混ぜ込むだけ
お粥は米から炊いた方が美味しいけれど残飯でも十分に美味しく作れます
今年はカリウムやリンの制限もあるので、いつもはそのまま入れてしまう七草も、一度茹でて灰汁抜きしたものを加えました

ダシガラ昆布は食感が固めなリシリコンブを使ったので、極細に切ってから適量混ぜ込みました
塩を振って食べると尚おいしいのですが、あらパパさんは塩分も控えなければならないので、昆布のうま味と野菜の風味のみでいただきました
味気はあんまりないけれど、美味しく食べられるだけで幸せです
そうそう
出来上がった七草粥の写真を撮っていて思ったんだけど…

あらパパさんちの七草粥って昆布の存在感!あるよね~
なので単に七草粥ではなく、+1藻を加えて『一藻七草粥(イチソウナナソウガユ)』と勝手に命名してみました
ナナクサでなく、あえてナナソウにしたのには理由があります
調理人や料理家など食に関係する方々もそうですが、昆布の関係者でも『草』と『藻』の区別をつけず混同されている方々が少なくないようなので、今回の記事にこの話も加えておこうと思いました
カイソウには二種類あって『草のカイソウ(ウミクサ)』と『藻のカイソウ』があります
簡単に説明すると、海草は陸上の種子植物と同様、根と茎と葉の区別がはっきりとし、栄養を根から吸収し花を咲かせて種を実らせます
一方、同じ海に生えている海藻は陸上の種子植物とは違い、根と茎と葉の区別ははっきりせず、栄養は根ではなく葉全体から吸収し花は咲かず胞子を海中に放ちます
さらに海藻は、緑藻類・褐藻類・紅藻類に分かれ、日本だけでも1500種を超える海藻が生えているそうです
いつもこんぶログをご覧いただいている海藻好きな貴方!
何種類の海藻を食べた事ありますか?
あらパパさんはコンブだけでも12種類以上!
その他にワカメ・フノリ・ギンナンソウ・マツモ・ノリなど地元に棲息している海藻の他、ヒジキ・アオノリ・アオサ類など、本州に棲息している海藻も含めて細かく分類すると30種類は常時食べていると思います
今の時代には珍しい日本の食文化を継承できている一人かもしれません
一般的には、コンブとワカメとノリ、知らず知らずにアオノリくらいですかね!?
ちなみに、こんぶログの主役でもあるコンブはワカメと同じく褐藻類!
だからね、いつも言ってるけど…
昆布は黒いものがイイというのは間違いなのです
昆布のスペシャリストあらパパさんは、原点に戻り改めて昆布についてを学び直しています
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です
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