漁協への出荷強要~独禁法違反
漁協への出荷強要~独禁法違反
おどろおどろしいタイトルから始まりました!
新聞に載ってしまったので漁協も慌ただしく動きだしたようです
ということで、あらパパさんのブログに掲載しても特に問題視されることもなさそうなので記録しておきます
新聞によると…
政府の規制改革推進会議にて、漁協が生産者に対して漁協以外への出荷を制限したり、漁協への全量出荷を強要したりすることがないよう取組を強化!
こういった制限や強要は独占禁止法違反の恐れがあるとして、農林水産省や関係団体に根絶に向けた対策を要請され、5月頃に策定する規制改革の答申に反映
政府の規制改革推進会議では、こうした行為は生産者の所得向上に向けた創意工夫を妨げるなどの問題がある、民間企業の独禁法順守の取り組みを参考にする、漁協だけでなく供給網全体の問題として検討すべきだ!
政府からのお達し、これは無視できないです!
これまでの当たり前が、そうではなくなる時代!
変革期がやってきました
規約に制限のある漁協などから事は始まったのかもしれないけれど、規約に制限がなくとも実態はどこの漁協も似たようなものです
流通だって、あらパパさんがこれまで幾度と指摘してきたことでもありますが『マージンの多すぎる昆布の流通』も『新規で入り込む余地のない流通』も、今の時代からすると…
異常だ!
昆布の世界だけでなく、全ての魚種に言えることですが、『闇』とか『横流し』という後ろめたく悪いイメージであった行為は、実は世の中的にはそうではなく〝当たり前〟のことであったことに気づかされます
これは、漁協関係者一人ひとりや供給網全体に関わっている一人ひとりが、生産者に対して制限したり強要したりして〝騙していた〟のではなく、昔々のそのまた昔から受け継がれてきた『変えたくても変えようのない仕組みの中で生かされてきた組織全体の陰謀』だと、あらパパさんは思います
あらパパさんもその組織の一部として約30年くらい生かされてきた者なので、一つの組織や個人が何かを訴えて行動しても、どうにもならない現実であったことは身に染みて分かっています
だからこそこれを機に、全てを自由にした方が良いとか、そうったことをすぐに実行しなければならないとか、そういったことを訴えているわけではありません
生産者はあくまでも漁協という組織の一員ですから、その組織を守ることが生産者の勤めでもあるし、出荷を優先しなければ漁協は倒産する
そうなってしまうようでは本末転倒です
自分の土地で好きなように生産する自立された農家さん(農協に所属していない)とは違うので、自由の中にもある程度の取り決めは必要だと、あらパパさんは思うのです
とある漁協の様に、生産の〇〇%は独自販売を許可するとか、これまでの流通とは全く別な方法を組織的に考えるとか、新規漁業就業者の枠組みを広げたり敷居を下げるとか、会社参入を認めるとか…
先ずはできることから少しずつでも、決めていかなければ出荷も流通もぐちゃぐちゃになってしまいそうです
産地偽装もそうですけれど、様々なブラックな現状が洗いざらいに晒される時代です
後ろめたいことは自ら進んで正すくらいの行動が求められてます
あらパパさんの出番も近づいてきたかな?
あらパパさんにできることはどんなことでも協力します
今年は、あらパパさんブランドのこだわり昆布製品づくりで各浜に出向くので、あちらこちらに顔を出す予定です
気軽に声をかけてください
『あらパパさんブランドのこだわり昆布製品』
天然や養殖や種類などの区分、産地、等級のこだわりは全くないけれど、乾燥と湿りとアンジョウ、部位にこだわった以下の3つの製品だけは作りたい
・見た目も美味しさも最高級(目ん玉飛び出るほど高価)
・見た目は普通以下だけど美味しさは最高級と変わらない(目ん玉飛び出るほど安価)
・あらパパさんが認めた生産者の生産する全ての製品
今回の記事を書いて、あらパパさんが感じた関連記事も下にリンクしときます
羅列しだすとキリがないのでとりあえず10記事だけ…
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
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